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2018.02.14 12:00  たまGoo!

出産の流れが知りたい!呼吸法はいつからはじめればいいの?

出産の流れが知りたい!呼吸法はいつからはじめればいいの?


 
「出産」といえば、ママが「ヒッ、ヒッ、フーッ」呼吸する姿が思い浮かびます。呼吸法について、漠然と知っているママも多いかもしれませんが、スムーズなお産のためには正しく実践することが大切です。今回は、出産の具体的な流れと、呼吸法の行い方についてご紹介します。

妊娠中に知っておきたい「出産の流れ」

日本産科婦人科学会によると、初産婦の分娩所要時間は、11~15時間と長丁場!経産婦でも6~8時間が標準です。こんなに長い時間をかけて、お産はどのように進むのでしょうか?具体的な流れを理解しておきましょう。

第1期:陣痛の間隔が短くなり子宮口が開く

分娩第1期はお産の中でも大部分を占める時期です。初産婦は10~12時間、経産婦で5~6時間かかるといわれています。

陣痛の間隔が短くなり、入院

最初の陣痛が始まってからしばらくたつと、陣痛の間隔がどんどん短くなっていきます。病院によっても異なりますが10分あるいは5分など、陣痛の間隔が狭まってきたら入院します。

子宮口が7~8cmに拡大

陣痛の痛みが強くなるにつれ、徐々に子宮口が開いていきます。子宮口の開きは7~8cmまで拡大します。

第2期・子宮口全開~いよいよ誕生!

第2期は痛みのピーク。所要時間は初産婦が1~2時間、経産婦は0.5~1時間程度です。

子宮口全開!陣痛は秒単位に突入

子宮口は全開である10cmまで開きます。このころになると、ママが感じる痛みも相当なもの。陣痛の間隔は数分単位になり、やがて1分を切り、緩急がほぼない状態へと突入します。

呼吸法を実践しながら、いきんで出産!

陣痛のタイミングに合わせて呼吸法を行います。息を吸って吐くリズムで、いきみます。最後の一押しは力いっぱい、いきんで‥‥いよいよ、赤ちゃんの誕生です!

第3期:産んでおわりじゃない!胎盤が出てくる

第3期では胎盤が出てきます。初産婦の場合15~30分、経産婦の場合は10~20分ほどかかります。

胎盤が出てきて痛みが再来?

赤ちゃんが無事に誕生した直後に、これまで赤ちゃんを支えていた胎盤が排出されます。

いよいよ分娩終了‥‥後陣痛も

胎盤が出て異変がなければ、分娩は終了です。このタイミング以降、子宮が元に戻る過程で後陣痛が起こるケースもあります。陣痛を軽くしたような痛みで、個人差があり、約1週間続くことがあります。

代表的な呼吸法のやり方とタイミング

いわゆる「呼吸法」とは分娩第1期~2期にかけて、ママが陣痛の痛みを逃したり、いきんだりする際に実践するものです。また、呼吸のテクニックを含む分娩法式を「〇〇法」と呼ぶこともあります。代表的な2つの呼吸法は次の通りです。

ラマーズ法の基本的なやり方

ラマーズ法の普及を目標とする国際的な団体、Lamaze International(※2、ラマーズインターナショナル)は、分娩中の痛みを緩和するための方法として、次のような呼吸法を解説しています。

ラマーズ法のやり方

分娩初期は呼吸をゆっくりと

分娩が始まって間もない段階では、ゆっくりと息を吸い、吐くことを意識しましょう。

お産が進んだら短い呼吸と長い呼吸を交互に

陣痛が来るタイミングに合わせて、短く呼吸を行います。陣痛が引いたら、ゆっくり息を吐き切ります。次の陣痛まで、このままゆっくりしたリズムで呼吸します。

「ヒッ、ヒッ、フーッ」に捉われない

意外にも同団体の解説には、おなじみの「ヒッ、ヒッ、フーッ」は登場しません。陣痛に合わせて呼吸のリズムをとり、強弱をつけることが重要。あまり形にとらわれず、その時々の陣痛に合わせて実践しましょう。

第二の呼吸法「ソフロロジー」とは?

ラマーズ法と並んで広く浸透している呼吸法として「ソフロロジー」があります。日本ソフロロジー法研究会(※3)によると、ソフロロジーとは「精神の安定と調和を得るための学問」であり、お産のみならず、さまざまな分野で活用されています。

ソフロロジーのやり方

痛みを感じたら、しっかりと息を吸い、息を止めます。この間、身体全体に意識を集中させましょう。

息を吐き、同時に身体を緩めます。息と一緒に緊張も吐き出すイメージで。

妊娠中のマインドトレーニングに

ソフロロジーは心を安定させることで、リラックスしたお産を迎えることを大きな目的としています。妊娠中にソフロロジーの呼吸法を行い、気持ちを落ち着ける練習をしましょう。

なぜ呼吸法が大切なの?分娩時の注意点

なぜお産に呼吸法が用いられるのでしょうか?呼吸はママだけではなく、赤ちゃんに酸素を送り込むために重要な行為です。さらに、呼吸は精神状態と密接に関わっているといわれております。分娩が安全に進行するためにも、ママがしっかり呼吸することが重要なのです。

「安産」の秘訣(ひけつ)は呼吸法にアリ?

必ずしも直結しないものの、お産はママと赤ちゃんの共同作業。出産そのものは自然のなせる技ですが、ママがお産に能動的に関わることが大切です。
いざ陣痛がくると、痛みや緊張から、つい息を止めてしまうケースがあります。呼吸が止まったり乱れたりすると、酸素がうまく取り込めず、ママはいっそう緊張してしまう‥‥このような悪循環に陥ることが少なくありません。ぜひ、妊娠中に呼吸法を練習して、イメージトレーニングをしておきましょう。

痛みの感じ方や最終的な分娩(ぶんべん)法は人それぞれ

陣痛の痛みやお産の進み方には個人差があります。ママの体力や体格には関係がないといわれており、スポーツが得意な人でも、いざお産になると上手にいきめない場合があります。
さらに、お産には不測の事態も考えられます。自然分娩を計画していても、結果的に吸引分娩や帝王切開になるパターンもあります。しかし、最終的には赤ちゃんとママが無事ならそれでヨシ!生まれた赤ちゃんの顔を見れば、お産を頑張ったかいがあった・・・と感じることでしょう。

おわりに
出産はママにとって大変な大仕事です。少しでも緊張や痛みが和らぐように、呼吸法を上手に実践したいものですね。妊娠中から呼吸法を練習したり、分娩の進み方を理解しておくことが、出産本番に役立つでしょう。ぜひ、リラックスしてお産に臨んでください!

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