「どんどんゲームを進めたい人は『早指』、のんびりやりたい人や操作に慣れていない人は『長考』を選ぶといいでしょう。おすすめはその中間の『15分』で、適度な緊張感があって本当に相手と対峙している気分で指せます。対戦相手とチャット(文字を入力しての会話)もできます。初めての人は、他人の対局を観戦することも可能です」(将棋に詳しいライターの松本博文氏)
◆最強将棋ソフトとも戦える
一方の「将棋ウォーズ」は、スマホでの利用が多く、1日3局までは無料だが、それ以上対局したい場合は月額600円のプレミアム会員になる必要がある。運営元のHEROZ(ヒーローズ)広報・片桐百合子氏はこういう。
「一日あたりの対局数は25万局以上で、ほぼ24時間、どこでも自分の棋力に合った相手が見つかると思っていただいて大丈夫です。また、定期的に当社のポナンザなどのAIが相手になることもあります。利用者の年齢層としては40代から60代の方が3割程度。名前は明かせませんが、プロ棋士のご利用者もかなりおられます」
「将棋ウォーズ」は、パソコンで利用する場合、公式サイトの「PCブラウザ版」をクリックして新規登録をする。IDとパスワードを決めて入力するだけで、非常に簡単だ。
持ち時間は、「10分切れ負け」「3分切れ負け」「10秒将棋」の3種となっている。前出・松本氏はこう説明する。