投資

詳しい経済知識がなくても実践可能、“ほったらかし投資”とは

乱高下する相場に怯えることなく投資する方法は?(AFP=時事)

 虎の子の老後資産をどうにかして増やしたいが、乱高下する相場に怯えたくないし、毎日株価や為替をチェックするのも面倒くさい。何もせずにほったらかしにするだけで増える方法はないものか。

 最初に投資先を決めたら、後はそれっきりの「ほったらかし投資」を提唱するのが、イデア・ファンド・コンサルティング代表の吉井崇裕氏だ。

「株(個別株)に投資するほどのリスクは取れないが、少しでも資産は増やしたいという老後マネーの性格を考えると、日々値動きする国内外の株式に加え、株に比べて値動きが安定的な債券などに『分散投資』する方法が無難といえます。

 株価の暴落時に大きな損が出ない反面、上昇相場でも大きく儲からない。ただ、いかなる状況でも確実に資産を減らさないためには投資先を幅広く分散させておくことが、重要です。しかも、それがパッケージ化された投資信託を買えば、詳しい経済知識などなくても“ほったらかし投資”が実践できるのです」

 投資信託(投信、ファンド)は、投資家(顧客)が販売会社(銀行や証券会社)を介して資金を運用会社に信託し、ファンドマネージャーが国内外の株式や債券などに投資。その収益が投資家に分配される金融商品である。

 リスクをとって大きな利益を狙うタイプからリスクを最小限に抑えたものまで、現在日本には約6000本を超える一般に購入可能な投信が存在する。

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