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コラム

2018.03.07 16:00  マネーポストWEB

ハロプロ追っかけ 1か月で全国を飛び回った40万円の内訳

Juice=Juiceのほか、アンジュルムやカントリー・ガールズも好きだというTさん


 握手会に足繁く通う人、家でライブDVDを楽しむ人、すべてのグッズを買い集める人…など、アイドルファンには様々なスタイルがある。中でも、もっともお金がかかるといわれているのが「追っかけ」タイプのアイドルファンだ。

「追っかけ」とはつまり、好きなアイドルが行く場所についていくこと。コンサートツアーで全国を回れば、一緒に全国を回って、日本各地でコンサートを楽しむというわけだ。

 そこで追っかけタイプのアイドルファンが、1か月にどれくらいのお金をファンとしての活動に使ったのか検証してみる。

 今回サンプルとなったのは、モーニング娘。’18やアンジュルムなどが所属するハロー!プロジェクトのファンだという30代自営業の男性Tさん(東京都在住)。ハロプロ全体が好きだというが、特にお気に入りなのはJuice=Juice。推しメンはリーダーの宮崎由加さんだ。

 ハロプロは毎年1月から2月にかけて、通称「ハロコン」と呼ばれるハロプロ全体のコンサートツアーを実施している。1月の前半は中野サンプラザで複数公演を行い、その後大阪、愛知、福岡などを回っている。

 Tさんの場合、東京公演についてはすべてに参戦するわけではないが、地方公演はスケジュールが許す限り、できるだけ参戦するとのこと。今年1月から2月上旬にかけて行ったコンサートは以下の通りだ。

『Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project 2018 WINTER ~PERFECT SCORE~ ~FULL SCORE~』
1月2日(1公演) 東京・中野サンプラザ
1月3日(2公演) 東京・中野サンプラザ
1月6日(2公演) 東京・中野サンプラザ
1月13日(2公演) 東京・中野サンプラザ
1月20日(2公演) 大阪・オリックス劇場
1月21日(1公演) 大阪・オリックス劇場
1月27日(1公演) 愛知・愛知県芸術劇場大ホール
1月28日(2公演) 愛知・愛知県芸術劇場大ホール
2月3日(1公演) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール
2月10日(1公演) 宮城・仙台サンプラザホール

 以上はハロプロ全体のコンサートで、さらに同時期に開催されているJuice=Juiceの単独ライブツアーにも足を運んでいる。

『Juice=Juice LIVE GEAR 2018 ~Go ahead~』
1月25日(1公演) 愛知・名古屋ReNY limited
1月26日(1公演) 愛知・名古屋ReNY limited
2月9日(1公演) 秋田・秋田Club SWINDLE
2月11日(2公演) 福島・郡山Hip Shot Japan
2月12日(2公演) 宮城・仙台darwin

「地方のライブに行くときは、せっかく交通費をかけるのだからということで、できるだけ多くの公演に入るようにしています。もちろん都内の公演もたくさん行きたいんですが、全部入るとお金がかかりすぎるので、“近場から削る”ようにしています」(Tさん、以下同)

◆長距離移動は基本新幹線。交通費は14万円也

 チケットは自分で取る場合と、現地のファン仲間に取ってもらう場合があるというTさん。

「チケットは仲間に安く譲ってもらうこともあるし、自分からファン仲間に譲ることもあります。なんとなく平均すると、定価くらいで購入していると思います」

 ハロコンのチケットは9000円、Juice=Juiceの単独ライブのチケットは会場によってバラつきがあるが約6500円。1月から2月上旬にかかったチケット代はおよそ18万円だった。

 そして交通費。基本的に新幹線を使うことが多いが、九州や北海道まで行く場合は飛行機を使うこともある。今回は、長距離移動は新幹線を使用。それ以外の場所へは在来線や現地のファン仲間の自家用車で移動した。新幹線の乗車券は割引チケットを使うこともあれば、定価のこともあり、ケースバイケースだという。今回の交通費をざっと計算すると以下のようになった。

・大阪への交通費(新幹線など) 往復で約3万円
・名古屋への交通費(新幹線など) 往復で2万3000円
・東北への交通費(新幹線、在来線など) 往復で3万3000円
・福岡への交通費(新幹線など) 往復で4万円
→ その他の交通費を含めて 約14万円

◆現地のファンの家に泊めてもらい宿泊費を浮かす

 現地での宿泊費は、ホテルを使う場合やネットカフェを使う場合など様々だ。

「余裕があるときはビジネスホテルを予約しますが、数日前に急遽現地に行けることになった場合などは、ネットカフェを使ったり、あるいはファミレスで夜を明かしたりします。あとは現地のファン仲間の家に泊めてもらうこともありますね」

 今回は大阪で1泊、名古屋で1泊。東北では3泊した。そのうちホテルを使ったのが名古屋で1泊、仙台で2泊。大阪ではファン仲間に泊めてもらい、東北では深夜移動の車内で1晩を過ごした。

「ビジネスホテルは1泊8000円くらいを目安にしていて、それくらいの値段のホテルがなければ、ネットカフェですね。今回の宿泊費用は3泊で2万3000円くらいでした」

 そして意外とお金がかかるのが、遠征先での食費だ。

「追っかけの楽しみのひとつが、全国のおいしいものを食べるということです。東京でご飯を食べるときよりも、比較的豪華なものを食べてしまいます。ライブ後にはファン仲間と“打ち上げ”をしますが、1回の予算は安くても1人あたり5000円くらいで、1万円を超えることも珍しくありません。都内のコンサートの後は、直帰することも多いです」

 今回の遠征では、大阪と名古屋では普通の居酒屋で食事をしたが、福岡と仙台では少々高級な寿司店に行ったとのこと。遠征でかかった合計の食費は合計で5万円程度だったという。

 以上、チケット代、交通費、宿泊費、食費を合計すると39万3000円となる。約1カ月ちょっとのアイドル追っかけでおよそ40万円かかるのだ。

「毎年1月2月は、これくらいです。年間通して毎月40万円使っているわけではないのですが、正月と夏休みの間は、結構お金がかかってしまいます。私の場合は結婚もしておらず、自分で自由にできるお金がある程度あるので、遠征資金を捻出できますが、やはりアイドル以外のお金は相当節約しています」

 そんなTさんだが、2月はその後、北海道にも遠征しているとのこと。アイドルの追っかけという趣味は、相当にお金がかかるのだ。

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