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2018.03.31 20:00  たまGoo!

わが家はいくら?気になる保育園料金の計算方法

わが家はいくら?気になる保育園料金の計算方法


子どもを保育園に預けるとき、気になるのが保育料ではないでしょうか。保活が無事終了しても、保育料が思ったより高かいことが分かるとがっかりですよね。「パート代のほとんどが保育料になってしまった」などという声もあるくらいですから、保育園の料金の計算方法でしっかりと保育料を把握しておきましょう。

パパとママの所得から保育料が決まる!

保育料はご存じの通り保護者の所得額から決まります。しかし、以前までは「所得税」から計算されていましたが、現在は市町村が管理する「市町村民税」の所得割額を基準に計算されるようになりました。この変更で、自営業の保護者でも保育料の算定がしやすくなったのです。

市町村民税の「所得割額」を確認する方法

一番簡単な方法は「住民税額決定通知書」で確認する方法です。5月、6月ごろに郵送で届いたり、会社で渡されたりするものです。その中に「所得割額」の欄がありますので、そこをチェックします。他の確認方法としては「源泉徴収票」を利用する方法です。こちらはさらに自分で計算しなくてはいけません。かなり複雑ですので、市町村の窓口で問い合わせるか、ネット上に税金を計算する便利なサイトがあるので、そちらを利用すると間違いないかと思います。

共働きの場合は2人分で考えます

忘れていけないのは、世帯の所得で考えなければいけないということです。パパの所得だけでもママの所得だけでもいけません。共働きの場合は、パパの所得割額とママの所得割額を足した金額が、世帯の所得割額ということになります。シングルファザーやシングルマザーの場合は、そのまま一人分の所得割額で考えます。この世帯の所得割額を用いて、保育料の金額が決まる所得の区分が判明するので、計算間違いなどがないようにしましょう。

「認定区分」のチェックも忘れずに!

保育料の確定や多子家庭に対する補助金決定のほか、そもそも保育園を利用する資格があるのかどうかを決めるのが「認定区分」です。「保育を必要とする事由」があるかどうか、保育園を利用する子どもが何歳かによって、認定区分が決まります。

保育園に通える「2号認定」と「3号認定」

認定区分は3種類あります。「1号認定」は3~5歳の「保育を必要とする事由」がない子どもで、幼稚園や認定こども園に通うことになります。
「2号認定」は3~5歳、「3号認定」は3歳未満で「保育を必要とする事由」がある子どもです。
これらの子は保育所や認定こども園、さらに「3号認定」の子は「地域型保育」を利用することができるのです。そして、そこから保育時間の長短によって「保育標準時間」認定か「保育短時間」認定か区分されます。また、2号認定と3号認定でも保育料に違いが出ます。

保育認定の子ども
(2号認定:満3歳以上)(3号認定:満3歳未満)
階層区分利用者負担
保育標準時間保育短時間保育標準時間保育短時間
1.生活保護世帯0円0円0円0円
2.市町村民税 非課税世帯6000円6000円9000円9000円
3.所得割課税額 4万8600円未満1万6500円1万6300円1万9500円1万9300円
4.所得割課税額 9万7000円未満2万7000円2万6600円3万円2万9600円
5.所得割課税額 16万9000円未満4万1500円4万900円4万4500円4万3900円
6.所得割課税額 30万1000円未満5万8000円5万7100円6万1000円6万100円
7.所得割課税額 39万7000円未満7万7000円7万5800円8万円7万8800円
8.所得割課税額 39万7000円以上10万1000円9万9400円10万4000円10万2400円

補助金も「認定区分」によって違う

第2子以降に対する補助金の設定も、認定区分によって違います。第1子が全額負担、第2子が半額負担、第3子が無料ということは一緒ですが、対象となる年齢が異なります。幼稚園に通うことになる「1号認定」は2歳以下の子どもと小学4年生以上の子どもはカウントしません。そして、保育所に通うことになる「2号認定」「3号認定」は、小学1年生以上はカウントしません。第1子が小学3年生で第2子が幼稚園、第3子が保育園の場合など、同じ兄弟で利用する施設が違う場合は少し複雑になりますので、内閣府のサイトなどでチェックしてみましょう。

住んでいる市町村の基準額を調べる

保育料の上限は「国が定める、利用者負担の上限額の基準」に記されています。前述した「保護者の所得」と「認定区分」によって、上限額が決まります。しかし、これはあくまでも国の基準であり、実際に知らなくてはいけないのは市町村の基準額となります。

市町村の基準額はネットでチェックできます

各市町村の保育料上限額の基準は、ネットでチェックすることが可能であることが多いです。「お住まいの市町村名 保育料」などで検索してみましょう。該当するページやPDFが見つかるかと思います。もし見つからない、探し出せなかったという場合は、直接市町村の窓口で問い合わせてみると、より確実な答えを頂けます。国の上限額の基準とは違った金額が算出されるかと思いますが、市町村が出している保育料の基準が実際に支払う保育料の基準になります。

そもそも、保育料が無料という場合も…

さらに国の補助金だけではなく、市町村でも補助金を設定している場合も多く見受けられます。例えば、大阪府守口市では「幼児教育・保育の無償化」を実施しています。守口市の場合は、所得制限などがなく保育料が無料です。このように、そもそも保育料を無料としている市町村は、探すとまだまだありそうです。自分がお住まいの自治体、さらには近隣の自治体についても調べてみると良いかもしれません。また、市町村だけでなく、都道府県が補助金を実施している場合もありますので、そちらも調べておきましょう。

おわりに

パパやママの所得から出す、市町村民税の「所得割額」や子どもの「認定区分」、さらに市町村の保育料の上限額基準や各種補助金と、保育料を計算するにはたくさんの情報が必要になります。大変な作業になりますが、保活を始める前に、必ずチェックしておきたいですね。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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