ライフ

告発されたら炎上必至? 港区女子のセクハラ#metoo事情

港区女子が#metooしたら…

 港区女子たちは、医師や弁護士、実業家や外資系金融勤務といったハイスペック男性たちと仲良くなるため、自分磨きを欠かさない。容姿端麗な彼女たちは、会社でセクハラのターゲットにされがちだという。現役港区女子の吉川リサコ氏が港区女子たちの#metoo事情を綴る。

 * * *
「#metoo」でセクハラがつぶやかれたりする最近。港区女子には会社で普通に働くOLもいる。それらの会社には、勘違いおじさんも多い。私の周りの港区女子20人あまりに聞いてみたところ、会社でセクハラされた経験がないのはわずか2人。

 この2人は、危機管理が徹底した大企業で、「ちゃん付けで名前を呼ぶだけでアウト」「タクシーは相乗り厳禁!」なんてルールもあるらしく、社内の居心地はいいらしい。しかし、残りはオーナー企業、派遣社員、大企業だけれどハラスメント教育が徹底されてないなんて理由で、セクハラ経験者ばかりである。

 普段からおじさん受けする港区女子。見た目からしてキラキラして可愛いのだ。それに接近したい勘違いおじさん。年の差婚や不倫ブーム(?)の波にあおられて、「俺もイケるかも」なんて思っているのかもしれない。

 混んでいるエレベーターでさりげなく股間をすりつける上司、手の甲でお尻あたりをサッと触るおじさん、業務外のメールをしてくる先輩。様々である。

 田中みな実っぽい犬顔の奏美(24)は、とあるメーカーの営業事務に新卒で入り働いていた。しかし課長とは毎週「ミーティング」と称した面談タイムがあり、個室で1時間もの間、雑談まじりの話をする。そこでは「最近おいしかったお店ある?」「誰と行ったの? 彼氏?」などと仕事と関係ない話題も聞かれる。聞かれまくる。

 接待なんかないはずの事務仕事なのに営業の接待に駆り出されたり、接待先から「可愛いから」と集合写真をとられたり、違う課の課長、さらには常務まで彼女を私的な夕飯に誘った。彼女は、女子社員には「媚を売っている」と陰口を叩かれ、男性からはセクハラを受け続け、会社を辞めた。

 港区女子界隈でも美人として有名な壇蜜似の知代(29)は、ある大手不動産会社で営業アシスタントをしていた。営業部長に夕飯に誘われ、断われずにしぶしぶ行くと個室の中華料理。そして部長は知代さんの手を握り、「いつもネイル綺麗にしてるよね。月いくらかかるの? 本当に綺麗な指だなあ」といい、「舐めたいなぁ」そう呟いたかと思いきや、おもむろに指を口に入れた。

関連記事

トピックス

出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
【独自】《水原一平、約26億円の賠償金支払いが確定へ》「大谷翔平への支払いが終わるまで、我々はあらゆる手段をとる」連邦検事局の広報官が断言
NEWSポストセブン
ACジャパンのCMに出演するタレントたちに注目度が高まっている
《フジテレビ騒動の余波》ゆうちゃみはもはや“CM女王”、近藤真彦のチャーミングさが高評価…ACジャパンのCMタレントたちの好感度が爆上がり中
女性セブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
《お嬢さんの作品をご覧ください》戦慄のビデオ撮影で交わされたメッセージ、田村浩子被告が恐れた娘・瑠奈被告の“LINEチェック”「送った内容が間違いないかと…」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
中居の恋人のMさん(2025年1月)
《ダンサー恋人が同棲状態で支える日々》中居正広、引退後の暮らし 明かしていた地元への思い、湘南エリアのマンションを購入か 
女性セブン
大木滉斗容疑者(共同通信)
《バラバラ遺棄後に50万円引き出し》「大阪のトップ高校代表で研究成果を発表」“秀才だった”大木滉斗(28)容疑者が陥った“借金地獄”疑惑「債権回収会社が何度も…」
NEWSポストセブン
プロハンドボールリーグ・リーグH(エイチ)で「アースフレンズBM東京」の選手兼監督を務める宮崎大輔(時事通信フォト)
《交際女性とのトラブル騒動から5年》ハンドボール元日本の宮崎大輔が「極秘再婚の意外なお相手」試合会場に同伴でチームをサポートする献身姿
NEWSポストセブン
2月5日、小島瑠璃子(31)が自身のインスタグラムを更新し、夫の死を伝えた(時事通信フォト)
小島瑠璃子(31)夫の訃報前に“母子2人きり帰省”の目撃談「ここ最近は赤ちゃんを連れて一人で…」「以前は夫婦揃って頻繁に帰省していた」
NEWSポストセブン
ファンから心配の声が相次ぐジャスティン・ビーバー(Xより)
《ジャスティン・ビーバー(30)衝撃の激変》「まるで40代」「彼からのSOSでは」“地獄の性的パーティー”で逮捕の大物プロデューサーが引き金か
NEWSポストセブン
都内で映画の撮影に臨んでいた女優の天海祐希
天海祐希主演『緊急取調室』が10月クールに連ドラで復活 猿之助事件で公開延期になった映画版『THE FINAL』も再始動、水面下で再製作が進行
女性セブン
事故発生から1週間が経過した現在も救出活動が続いている(写真/共同通信社)
【八潮・道路陥没事故】74才トラック運転手の素顔は“孫家族と暮らす寡黙な仕事人”「2人のひ孫の手を引いてしょっちゅう散歩していました」幸せな大家族の無念
女性セブン
亀梨和也
亀梨和也がKAT-TUNを脱退へ 中丸と上田でグループ継続するか話し合い中、田中みな実との電撃婚の可能性も 
女性セブン
水原問題について語った井川氏
ギャンブルで106億円“溶かした”大王製紙前会長・井川意高が分析する水原一平被告(40)が囚われた“ひりひり感”「手をつけちゃいけないカネで賭けてからがスタート」【量刑言い渡し前の提言】
NEWSポストセブン