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2018.04.11 20:00  たまGoo!

小学校のパソコン授業では何を習ってるの?将来役に立つ?

小学校のパソコン授業では何を習ってるの?将来役に立つ?


文部科学省では、2020年からのプログラミング授業必修化の検討を始めています。それに向けて、現在すでにパソコンを使った授業を行っている小学校がいくつかあります。では一体、小学校のパソコン授業では何を習うのでしょうか。ここでは、小学校のパソコン授業の内容や影響などを解説します。

どうして、小学校でパソコン授業が必要なのか

パソコン授業について、親が知りたいことの1つに「なぜ小学校でパソコン授業が必要なのか」「子どもの将来に何か役に立つのか」ということがあるでしょう。親としても、小学校でパソコン授業をすることに賛否両論があるかと思います。ここでは、小学校でパソコン授業が必要な理由について見ていきましょう。

将来のIT関連で働く人材が不足する

テレビのコマーシャルなどを見ても、今はIT関連の事業が盛んであることは周知の事実でしょう。今後はIT関連の会社でなくても、パソコンやシステムの管理・運用・保守の知識のある人材が必要となっています。政府の発表によれば、2030年には78.9万人ものIT人材が不足すると予想されるそうです。IT人材の育成や確保をするためにも、早い段階からパソコン授業やプログラミング授業を行う必要があります。また、子どもの将来のことを考えると、就職や就職後の企業で活躍するためには、ITの知識や技術はとても役に立つでしょう。

学校の授業が今の社会より遅れている

小学校でパソコン授業が必要な理由として、そもそも、学校の授業が今の社会から遅れているのではないかという指摘があることが挙げられます。今は、一家に1台パソコンがある時代です。会社の仕事もパソコンなしでは行えません。こんな社会の状況の中、教育の場だけパソコンを導入しないのはおかしいのではないかということから、パソコン授業をすることになりました。実際、海外の多くの国では学校教育の中にプログラミング授業を取り入れており、日本も国を挙げて取り組み始めています。

小学校のパソコン授業は何をしているの?

パソコン授業が必要な理由と合わせて親が知りたいことといえば、パソコン授業の内容ではないでしょうか。文部科学省のホームページ(HP)では、実際に行っているパソコン授業の具体例を載せた「プログラミング教育実践ガイド」を公表しています。ここでは、低・中・高学年別にその内容を見ていきましょう。

低学年はどんなパソコン授業を受けている?

低学年では、まずパソコン自体に慣れてもらうことと、「プログラミングとは何か」を知ってもらうことに重点をおいたパソコン授業となっています。「プログラミング教育実践ガイド」で実際にパソコン授業を取り入れている学校が紹介されていて、その学校では生活科の特別授業としてパソコン授業を行っていました。児童一人に1台のiPadとタッチペンを支給、教室の前には大型モニターを用意し、授業を行います。低学年では文字は使わず、絵を動かします。驚いたことに、円としゃくとり虫の絵を使ったプログラミングまでやっているのです。円の中にしゃくとり虫の絵をおいた位置により、しゃくとり虫の絵の動き方が変わるようになっており、どうしたら自分の好きな動きができるかを、みんなで相談しながら授業を行っています。

中学年はどんなパソコン授業を受けている?

中学年では、プログラミングによってものが動くことを体験することに重点をおいたパソコン授業となっています。「プログラミング教育実践ガイド」で紹介されている学校では、図画工作の授業としてパソコン授業を行っていました。Windowsのマシンを数人のグループで使って授業します。紙粘土で作ったすしネタをセンサーカーに乗せ、プログラム通りに動かします。Windows上でフローチャートを使ったプログラミングをし、グループのメンバーでどうしたら自分の好きな動きができるかを相談しながら、授業を行っています。

高学年はどんなパソコン授業を受けている?

高学年では、高度なプログラミングを行い、細かな設計の動作ができることを体験することに重点をおいたパソコン授業となっています。「プログラミング教育実践ガイド」で紹介されている学校では、総合学習の授業としてパソコン授業を行っていました。3人で1台のノートパソコンを使用、プログラムによりアームロボットを動かす授業を行っており、ブロックの中に数字を使って、モータの回転数やパワー等を組み合わせて自分の好きな動きができるプログラムを作っています。みんなで相談しながら授業を行っていました。

パソコン授業のために親ができることって何?

ここまで見てきて、小学校のパソコン授業は思ったより高度なことをしていると感じる人も多いことでしょう。親が子どものときには必須ではなかったパソコン授業。子どものために親が何をしたらいいか、わからないことも多いです。ここでは、パソコン授業のために親ができることを見ていきましょう。

一緒にパソコンやスマホに触れる機会を多くする

子どもがパソコン授業についていくためには、家でパソコンやスマホに触れる機会を多くし、身近なものにする必要があります。身近なものにすることで、苦手意識をなくします。最初はインターネットを見たりする程度でも大丈夫です。子どもがパソコンやスマホを操作するときは、できるだけ親も一緒に操作することをおすすめします。そうすることで、子どもがプログラミングをしているときは、子どもがどのようなパソコン授業を受けているかがわかり、インターネットをしているときは、親としてコンピュータリテラシーを教えることができます。

プログラムについて学ぶ機会を作る

プログラミング授業の必修化が実現すれば、ますます高度なプログラミングを学校で習う可能性がでてきます。学校の授業でわからないことも出てくるでしょう。そのため、家でもプログラミングについて学ぶ機会を作ることが大事です。親がプログラミングに詳しければ、一緒にプログラミングすればよいです。そうでない場合は、パソコン教室に通わせるのもよいでしょう。また、家庭で簡単に学べるプログラミングソフトやアプリなども増えてくることが予想されます。それを使うのもよいですね。

おわりに

これからますます社会全体でIT化やAIが進み、IT人材の育成や確保が必要になります。IT業界にかかわらず、一般の企業でもIT技術をもった人材を必要とします。小学校からパソコン授業を受けることは、子どもが将来どんな道に進んだとしても、きっとその将来に役に立つでしょう。

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