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2018.04.15 13:00  マネーポストWEB

必要ないものを衝動買いしてしまうのはなぜ? 脳神経外科医が解説

衝動買いの結果、使うアテのないストックに(イラスト/大窪史乃)


「今なら○○円オフ!」「今日だけ2個でおトク!」、いつ買うの? 今でしょ! いや、今じゃない!──やめられない衝動買いが使うアテのないストックになるケースも少なくない…。全国から寄せられた“衝動買い”の後悔の声を紹介しよう。

・通販番組の化粧品を次から次へと買ってしまう。きれいな芸能人が「愛用してます」なんて言ってると、自分もツヤツヤになれるんじゃないかって。数日後に代引きで届いた時には「なんで買ったんだろう」と思い、結局使い切らないのにまた別の商品を見ると欲しくなって、気づいたら受話器を持っています。(福岡県・54才・主婦)

・ラップなどの生活必需品が1個200円、2個で350円だったりすると絶対2個買ってしまう私。豆腐やもやしなども同じように衝動買いしてしまって腐らせてしまうこと、しょっちゅうです。(千葉県・46才・会社員)

・大好きなアーティストのライブで、その会場限定のライトやタオル、必ず買ってしまいます。ライブに行くチケット代や交通費だけでもお金がかかっているのに。コレクションとして並べて楽しんでますが、総額費用を考えると、ゾッとします。(神奈川県・50才・契約社員)

・買い物に出かけて「新商品」というポップを見ると買わずにはいられないんです。家に帰って「なんで買っちゃったんだろう」と猛反省。(静岡県・45才・主婦)

・「期間限定10%オフ」なんていうキャンペーンをやってると買わずにはいられない。収納ボックスや文房具など、“あれば使うよね”っていうものがどんどんたまって…。収納ボックスを収納する場所がありません(涙)。(茨城県・37才・自営業)

◆女性に多い「共感脳」に訴えるハロー効果

『そのお金のムダづかい、やめられます』(文響社)著者で脳神経外科医・菅原道仁先生が解説する。

「『女優が愛用』、『ランキング1位』といった見出しに影響されて、自分に必要かどうかをよく考えずに買ってしまうことを『ハロー効果』といいます。女性は共感しやすいので、人からの影響をより受けやすい。友達の『この服かわいいよ』という言葉に、『そうだね』と同意するうちに“いいかも”と思考が書き換えられてしまう。でも実際は自分の好みと違うので、後で後悔することになるんです。

 また、行動や思考を強制されると反発したくなる人間の心理(心理的リアクタンス)を利用したのが『限定○個』『今日だけ!』と制限する謳い文句や、閉店セール。今を逃すと買えないかもしれない、この機会を逃したら損するかもしれないと思うと、“買えないのはイヤだ”と思ってしまうのです。もともと買おうと思っていた品物でないならすすめられても触れない、試さないこと。ネットショッピング同様、一度時間を置いて必要かどうか考えましょう」

 ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんはこうアドバイスする。

「とても古典的な方法ではありますが、まずは一度『本当に必要かどうか』を考えましょう。時間を置くと、要らないなと思うどころか、買おうと思ったことすら忘れてしまうこともあります」

※女性セブン2018年4月26日号

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