ライフ

東京近郊「同じ地名がついてても簡単に乗り換えられない駅」8選

京急蒲田駅への移動は一苦労(JR蒲田駅)

 車移動が中心の地方とは違い、東京は電車移動が圧倒的に便利。しかし鉄道網の複雑さは凄まじく、東京生まれの人間でもすべて頭に入れるのは至難の業。中でもややこしいのが、「“鉄道会社名”が頭に付く駅」。同じ地名が付いているのに、簡単に乗り換えできない要注意駅を紹介しましょう。

・「蒲田」「京急蒲田」
 間違えると面倒なことになる駅の筆頭が「蒲田」です。羽田空港へのアクセスで注目を集める駅ですが、蒲田駅と京急蒲田駅は普通に歩いても10分程度かかり、旅行用の大荷物を持っていたら、難儀させられます。両駅を結ぶ「蒲蒲線」を作ろうという計画もありますが、完成するのはいつのことやら……。

・「練馬」「東武練馬」
 練馬駅周辺には区役所などがあり、練馬区の中心です。一方の東武練馬駅前にはイオンがあり、シネコンも入っていて、なかなか賑わっています。両駅は直線距離でも約4km離れており、直通のバスもありません。

・「佐倉」「京成佐倉」
 佐倉といえば、近年では、佐倉城址や武家屋敷などが観光スポット化し、国立歴史民俗博物館もありますが、うっかり待ち合わせで両駅を間違えると大変です。両駅間の移動は、山を一つ超えるようなイメージ。細道を歩いて30分程度かかります。

・「津田沼」「京成津田沼」
 とにかくややこしいのが「津田沼」です。津田沼駅と京成津田沼駅は徒歩で15分程度離れており、しかも道もかなり分かりにくい。京成経由で津田沼駅に行きたい時は、(1)京成津田沼駅で下車し、(2)「新京成線」に乗り換え、(3)「新津田沼駅」で降りて向かうという手順が正解になります。

・「立川」「西武立川」
 今や多摩地区の中心都市となった立川。西武立川駅は立川市にはありますが、立川駅からは遥かに離れています。「立川って西武線で1本じゃん」と西武立川駅で降りると、その静けさに狼狽させられることでしょう。

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。