国内

婚活女性、出会い系アプリで3か月で104人とデートし結婚へ

アプリ婚活 3ヶ月で104人とデートし結婚した女性も(写真/アフロ)

 昨今スマホの出会い系アプリを利用する人も増えているようだが、出会い系アプリで恋人を見つけた関西地方の商社に勤める田代美保さん(仮名・29才)が言う。

「私が使ったアプリは『Pairs』です。社会人になって出会いが少なくなり、社内恋愛も嫌だったので“もうアプリしかない”と思って利用しました。最初はアプリ内に自分の写真を載せることへの抵抗があったけど、個人情報はなるべく出さないよう気をつけました」

 田代さんの周囲にも利用者は多いという。

「取引先の会社の独身の男子はみんな使っています。私の恋人は長い間アメリカに留学していたので、日本の友人や出会いが少ないので使い始めたと言っていました。ネットでの出会いは私たちの世代では当たり前のことだけど、親にはまだ『マッチングアプリで彼氏と出会った』とは言えないでいます」(田代さん)

 婚活コンサルタントの澤口珠子さん(40才)も男性との出会いを求めてアプリを利用した1人。

 澤口さんのすごいところは、「回数」をこなしたことだ。彼女は出会い系アプリを利用して3か月で104人の男性と1対1のデートをした。

「私が使ったアプリは『Pairs』『Omiai』『マッチアラーム』の3種類です。朝マッチング(お互いの好みの条件が合うこと)した男性とその日の夜に会うこともありました」(澤口さん)

 婚活コンサルタントとしてネット婚活のリサーチをするため、男性とデートしていた側面もある澤口さんだが、2015年3月に出会った104人目の男性に人生を変えられた。

 その日、待ち合わせに現れたのは、現在の夫である長岡武司さん(32才)だった。

「最初に彼と会ったとき、とくに『ビビビ!』とはなりませんでした(笑い)。リサーチ目的だったので彼の状況を聞くと、『アプリでたくさんの女性と出会って、実は今、本命が2人います』と恋愛相談を受けました」(澤口さん)

 当時の様子を長岡さんが振り返る。

「澤口は経営者で恋愛のプロでもあり、さらにリサーチ目的だったので、最初はギラギラしていて。正直怖い印象があり、恋愛対象ではなかった(苦笑)」

 しかし、お酒を飲んでいるうちに意気投合。その日のうちに3軒はしごしたという。1か月後にはグループで山登りをし、3回目のデートで一夜を共にした。

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン