国内

安倍首相から開店祝いの花? 横浜のパチンコ店を直撃したら…

ネット上には目撃記録が残されている(ツイッターより)

 横浜市は保土ヶ谷区、相模鉄道の西谷駅から1分ほどの商店街にあるパチンコ店は5月1日にリニューアル・オープンしたが、地元ではその“豪華さ”が話題になっていた。近隣に住む男性がこう話す。

「リニューアル前に別の店名だった時は、1円パチンコなどをやっていて近所の年寄りが遊んでいるくらいの店だった。それが改装オープンするとなって、宣伝も派手になり、電車の中にも広告を出していたからかゴールデンウィークは若い人たちも開店前から並んでいた。さらに行ってみた人たちの間で話題になったのが、外に並べてあった花。安倍晋三首相や、元警視庁局長、旧皇族の名前まであるので“大した人と繋がっている店なんだなぁ”なんて話していたんです」

 店頭に飾られたスタンド花のひとつには、「内閣総理大臣 安倍晋三 与利」という札がかけられていたというのだ。しかし、総理大臣が街中のパチンコ店に開店祝いの花を贈ることがあるのだろうか。

 インターネット上には、驚いた来店客の撮影したものとみられるスタンド花の写真の投稿も複数見られるが、それを見ると一国の総理が“お友達”に贈る花としては、ちょっと質素すぎるように見える。

 奇しくも同店のリニューアル・オープン直前の4月27日には、政府がカジノを含む総合型リゾート施設(IR)整備法案を閣議決定するというタイミングだったことから、ネット上ではカジノ参入を狙うパチンコメーカーと安倍首相のつながりが露見……といった憶測も飛び交っていたが、同店は大規模チェーンを展開するわけでもなく、どうにも不審な点が多い。

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン