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2018.05.25 12:00  たまGoo!

ランドセル選びは慎重に!人気ブランドだからっていいわけじゃない!

ランドセル選びは慎重に!人気ブランドだからっていいわけじゃない!


すでに始まっている、次年度の新入生に向けたランドセルの販売。小規模の工房、ランドセルメーカー、スーパーなどの量販店オリジナルなど、ランドセルを製造・販売しているところはさまざまです。たくさんあって、目移りするという人もいるのではないでしょうか。ランドセルはどれを選んでも同じというわけでもなければ、人気ブランドのものを選んでおけば安心というわけでもありません。今回はランドセルを選ぶポイントを解説します。

丈夫さと背負いやすさが大切

毎日のように、学校に背負っていくランドセル。丈夫で背負いやすいことが何よりも大切です。この2点を決めるポイントとなるのが、「素材」と「肩ベルト・クッション」。それぞれの項目について、チェックすべきことを紹介します。

ランドセルに用いられる三つの素材

ランドセルに用いられる三つの素材は、主に「クラリーノ」「牛革」「コードバン」。それぞれの特徴は下記のようになっています。

クラリーノ

株式会社クラレが開発した人工皮革。ランドセルに使われる人工皮革の大部分が、クラリーノといわれています。加工がしやすく大量生産に適しているので、クラリーノのランドセルは手ごろな価格から手に入れることができます。軽くて雨や汚れに強く、手入れが簡単なのがメリット。色やデザインも豊富にそろっています。ただし、メーカーによっては、型崩れを起こしやすく、経年劣化にも弱い製品があることも。加工技術のあるメーカーを選ぶのがカギです。重さは約1100g。

牛革

かつてはランドセルによく使われていた牛革。丈夫で型崩れしにくいのがメリット。伸縮性にすぐれ、傷がついても時間とともになじんでいきます。使っていくうちに風合いが増すことから、人気は根強いです。色やデザインのバリエーションはクラリーノよりは少なめ。価格も少し割高です。重さは約1300g。

コードバン

コードバンは馬の「お尻の皮」のこと。牛革よりもさらに硬くて丈夫。光沢があり、傷にも強いというメリットがありますが、ランドセル素材の中ではいちばん高級で価格も高くなります。3種類の素材の中で、色やデザインのバリエーションはいちばん少なめ。重さは約1300g。

肩ベルトと背中クッションもチェック

素材によって重さに違いはありますが、それ以上に体に感じる重さに影響を与えるのが、肩ベルトの形状と背中のクッション。肩ベルトがやわらかいか、背中のクッションが体にフィットするかをチェックしましょう。
また、肩ベルトはいちばん壊れやすいところ。ベルトの金具は金属製の方が丈夫といわれています。また、縫い付けが手縫いか機械縫いもポイント。手縫いの場合は縫い目の穴をあらかじめ開け、ひと針ずつ職人さんが縫っていきます。手縫いなら、糸が切れても全体がバラバラになりにくいメリットがあります。

子どもが通う学校の事情も要チェック

デザインも色も豊富な今のランドセル。加えて、メーカーのサイトやランドセル売り場では内部の仕切りや大きさなど、スペックに関するアピールも盛んです。しかし、ランドセルは学校ごとや地域ごとに決まりごとがあったり、独特なトレンドがあったりするもの。ランドセルを買う前に、新1年生向けに行われる新入生説明会(地域によってさまざまですが、秋ごろに行われることが多い)で事情をチェックしておくことも大切です。

デザイン・色は子どもに選ばせてOK?

「子どもにランドセルを選ばせていいの?」という問いにつきまとうのは、「1年生の時点では気に入っていたのに、高学年になるにつれて好みが変わってきて嫌がるようになった」という話。地域の学校に通うなら、子どもたちが高学年までランドセルを使っているのかどうか、チェックしておくといいでしょう。「高学年になると、ランドセルを使わなくなる」という学校もあるようです。中学年までしかランドセルを使わない傾向にあるなら、子どもが希望するカラーのものを選んでも大丈夫と思います。一方で「うちは6年間ランドセルを使う子どもが多い学校だから、昔ながらの色を選んだ方がよかった」という先輩ママの話もあります。

ちなみに、筆者は子ども(女子)の希望に合わせて淡いブルーを購入しました。現在、小学4年生で、6年生までランドセルを背負う子どもが多い学校ですが、特に何もいわずに使っています。周囲の女子も赤やピンクの子もいれば、ブルーやパープルの子もいたりとさまざま。周囲の子どものことが気になる人は、新入生説明会など学校を訪れた際、進学予定の学校の子どもたちが背負っているランドセルをチェックすることをオススメします。

「A4フラットファイルが入る大きさ」はマスト?

「A4フラットファイル対応」「A4クリアファイル対応」といったランドセルをよく見かけることと思います。「A4フラットファイル」は、テストなどのプリントをとじる、二つ穴の紙ファイルのこと。こうしたランドセルは、決してマストではありません。教科書やノートはA4サイズ。これは普通のランドセルで十分対応が可能です。A4のフラットファイルは教科書よりも少し大きなサイズなので、このファイルに対応しているランドセルは少し大きめのサイズです。A4フラットファイルの使用についても学校ごとで異なっていて、学校説明会で指示が出されるところもあります。疑問なら、説明会で質問してもいいでしょう。

見落としがちな「保証」と「安全性」

ランドセルはデザインや色などに目がいきがちですが、忘れてはいけないのが「保証」と「安全性」。成長とともに、子どもは意外とランドセルを乱暴に扱います。最長6年間使う中で、途中で修理が必要になることも。また、学年が上がるにつれて帰りが遅くなることから、下校時の安全にランドセルも一役買うことができます。こうしたポイントもチェックしておきたいところです。

ランドセルは意外と破損しやすい

肩ベルトは壊れやすいことを述べましたが、ほかにもかぶせの先端も破損しやすいところ。ランドセルを買うと保障書が付いてくることが多いと思いますが、購入前に保証年数や内容を確認しましょう。乱暴な取り扱いや誤った使い方が原因で発生した破損は、実費修理となることも少なくありません。また、修理時に代替品の貸し出し対応や、保証書を紛失したときの対応についてもチェックしておくといざというときに安心です。

リフレクターと防犯ブザー

ランドセルは登下校の子どもを守る役割も果たしてくれます。そのひとつが雨の日や、薄暗い場所でクルマのライトに反射するリフレクター(反射板)。テープタイプや板タイプ、シールタイプなどがあり、ついている部分もランドセルのびょうやかぶせのフチ回り、肩ベルト部分など、メーカーによってさまざまです。また、あらかじめランドセルについている場合もあれば、シールを自分で貼る場合もあります。「価格が高い=防犯面に細かく配慮がされている」とは必ずしも限らないので、自分の目でチェックしておきましょう。

もうひとつ、安全面で大切なポイントが防犯ブザーをつける金具。多くのランドセルには側面にDカンがあり、そこにつけることもできますが、肩ベルトに防犯ブザーを取り付ける金具のあるランドセルもあります。防犯ブザーは入学時に支給される自治体も多く、子どもたちの安全を守るためには必須アイテム。ランドセルを買うときには、取り付ける場所も考えましょう。

おわりに

ランドセルを買うときに気にかけておきたいポイントを紹介しました。例年、夏には次年度入学生向けのランドセルのラインアップが出そろいます。人気商品は早々になくなると焦ってしまいがちですが、子どもの希望に加え、進学する小学校の事情なども考えながらランドセルを選びましょう。

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