国内

ドン・ファン50億円遺産相続「妻vs兄弟vs従業員vs市」か

注目が集まっている妻のSさん

 死因が「急性覚醒剤中毒」と特定されたことで、一気に殺人事件の疑いが濃くなった“紀州のドン・ファン”こと野崎幸助氏(享年77)の死。55歳年下の妻や家政婦の自宅にまで捜査は及んだが、事件は長期化の様相を見せている。同時に混迷しているのが、50億円といわれる遺産相続の問題だ。

 妻・Sさん(22)は、野崎氏の葬儀後にしばらく東京に帰った後、6月11日に和歌山県田辺市に戻ってきた。野崎氏が経営していた会社の関係者が明かす。

「夜の11時頃、2人の弁護士と一緒に自宅に入っていきました。それからずっと長い時間、話し合いをしていたようです。Sは葬儀後は“夫の墓なんて知らない”、“早く東京に帰りたい”とこぼしていた。弁護士と共に戻ってきたのは、(野崎氏の資産を確認しやすい)自宅で相続のことを話し合うためではないかと見られています」(野崎氏の会社関係者)

 野崎氏の資産は、現金や不動産、絵画などを含めておよそ50億円にのぼるといわれる。離婚した前妻、前々妻との間に子はいない。野崎氏の親族によれば、相続人はSさんと野崎氏の4人のきょうだいになる。

「おそらく遺言はないので法定相続の規定を当てはめれば、Sさんが遺産の4分の3を、残り4分の1を4人のきょうだいで分割することになる。すでに亡くなっているきょうだいについては、その子が相続権を受け継ぐことになります。生命保険金と異なり、被相続人の死に不審点や事件性があったとしても、相続手続きは始められます」(相続に詳しい弁護士)

関連記事

トピックス

交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
イエローキャブの筆頭格として活躍したかとうれいこ
【生放送中に寝たことも】かとうれいこが語るイエローキャブ時代 忙しすぎて「移動の車で寝ていた」
NEWSポストセブン
伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン