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2018.06.21 20:00  たまGoo!

実親との同居もストレスがたまる!同居の前に考えておくこと

実親との同居もストレスがたまる!同居の前に考えておくこと


 
子どもがいると、何かと両親を頼りにすることがありますよね。自分の実親、子どもから見た祖父母は子育ての強い味方です。何かと助けてもらうシーンも多いから、そろそろ同居した方がいい?と迷っているママもいるのではないでしょうか。しかし、血のつながった実親であっても同居するとなると、ストレスがつきものです。今回は、母方祖父母との同居にありがちなトラブル例と、同居前に考えておくべきポイントをご説明します。

子どもが生まれたら親と同居するもの?

待望の赤ちゃんを授かった喜びもつかの間、いざ出産が終わって子育てがスタートすると、怒濤(どとう)の忙しさですよね。やるべきことが多すぎて、「自分の親(子どもから見た祖父母)に手伝ってもらわなければ育児が回らない!」というママの声を耳にします。頻繁に実親のサポートを受けているご家庭では「いっそ同居した方がいいのかな?」と、三世代同居の案が浮上することもあるようです。

少数派?産後に同居開始するケースも

総務省の国勢調査によると、2016年時点で全世帯に締める三世代世帯の割合は5・7%と報告されています。一方、両親と子どもだけの核家族世帯は26・9%。つまり、4倍以上もの開きがあるのです。三世代世帯は1980年時点では過半数を占めていましたが、その数は年々減少しています(内閣府調査より)。

とはいえ、少数派ながら妊娠・出産を機に三世代同居を開始する人もいます。共働き家庭からは「ママの職場復帰後に、保育園の送迎サポートをしてほしい」といった声を耳にします。また専業主婦家庭でも、夫が仕事で忙しく、ママだけに育児の負担が集中する「ワンオペ育児」が問題になっています。猫の手も借りたい産後ママにとって、おじいちゃん・おばあちゃんの存在は、まさに育児の救世主ともいえるかもしれませんね。

母方祖父母との同居ならトラブルなし?

三世代同居といえば、一昔前なら父方祖父母との同居が一般的でした。そこで必ずといっていいほど発生するのが人間関係のトラブルです。父方祖父母と嫁の間で発生するトラブル、いわゆる「嫁しゅうとめ問題」や「嫁しゅうと問題」は多かれ少なかれどの家庭でもあるといわれます。特に嫁しゅうとめ問題は多くの家庭で深刻な問題です。「しゅうとめと嫁が一つの台所に立つとうまくいかない」とはよくいわれますが、血がつながらない親子同士が、家事育児を共同で行うのはストレスがたまるものです。

一方で、最近では母方祖父母との三世代同居が注目を集めています。子育て真っ最中のママにとっては「義理の親より自分の親の方が頼りやすい」というのが本音ですよね。ママの負担も軽くなるし、子どもとおじいちゃん・おばあちゃんが触れ合う時間も増える。いいことずくめとも思えますが、中にはトラブルに見舞われる人もいるようです。

実親との同居もストレス満載?トラブル例

気心知れた自分の親だから大丈夫、と甘く見てはいけません。血のつながった実親であっても、いざ同居するとなると、さまざまなトラブルが考えられます。赤ちゃん・小さなお子さんがいるご家庭にありがちな、同居トラブルの例をご紹介します。

実親との生活リズムの違いでイライラ!

三世代同居で特に注意が必要なのは、進学や就職を機に、実家からいったん出ているケースです。ずっと家族として暮らしてきた自分の親であっても、いざ久々に同居となると、生活リズムの違いに戸惑う人が多いといわれます。例えば次のようなケースがあります。
「赤ちゃんが生まれて早寝早起きのリズムをつくりたいのに、祖父母は夜型の生活。夜中もテレビをつけっぱなしでうるさい。」
「昼夜問わず授乳で疲れているのに、食事や入浴の時間を祖父母に決められてしまう。昼寝もできない。」
ママは出産すると生活リズムは赤ちゃん中心になりますよね。

一方で、祖父母は、子どもたちが巣立った後、自由気ままな生活を謳歌(おうか)しており、生活リズムが乱れているケースもあります。赤ちゃんに合わせてくれないおじいちゃん・おばあちゃんにイライラしてしまうママも多いようです。

世代が違えば育児スタイルも違う

おじいちゃん・おばあちゃんは育児の経験者。そうはいっても過剰な期待は禁物です。育児スタイルは年々変化しており、一昔前では普通であったことが、今ではNGとされることも往々にしてあります。多くのママに共通するお悩みは次の通りです。
「完全母乳で育てたいのに、実母が粉ミルクをすすめてくる。」
「実親が自分の使ったスプーンをそのまま赤ちゃんの口に入れた!」
「昔はおむつ外れも早かったのになど、何かにつけて自分のときと比較する」
慣れない子育てに試行錯誤しているママにとって、育児に関して横やりを入れられるのはつらいものです。実の親子だからこそ、思ったことをそのままいってしまい、不和が生まれることもあるでしょう。

同居開始前に!考えておくべきポイント

同居に向けて動き出す前に、慎重に考えることが大切です。また、お互いが不快な思いをしないためにも、ルールを設けることがおすすめです。実親とほどよい関係を築くために、押さえておくべきポイントをご説明します。

ルールを設けてプライバシーを尊重

同居生活がうまくいくか・いかないかは、スタートが重要です。実親と円満に暮らしているご家庭では同居開始する際に、次のようなポイントを押さえています。

ルールを設ける

保育園関係の用事は3日前までに伝える、夜9時以降は用事を頼まない、など。ビジネスライクに見えるかもしれませんが、重要な点です。

プライバシーを守る

勝手に郵便物を開封しない、断りなく寝室に入らない、など。親しき仲にも礼儀ありですね。

役割分担を決める

保育園に送るのはママ、お迎えはおばあちゃんなど、きっちり分担した方が、そのときどきで頼みごとをするよりスムーズです。

実親との同居には上記のような「線引き」が重要です。「そこまで必要?」と思わずに、同居開始前に考えておきましょう。

諦めが肝心?同居派は割り切ることが重要

実親との暮らしは、楽しいことばかりではありません。だからといって、トラブルを避けるためにピリピリと気を張り詰めていては、疲れてしまいますよね。
大阪市が三世代同居、あるいは近居している人を対象に行ったアンケートによると、子世代の悩みとして「人間関係の面で気を使う」という声が38・5%ありました。一方で、祖父母世代はというと、気を使うと回答した人は11・0%にとどまっています。

つまり、子どもが思うほど親たちは、同居について悩んでいない、というのが実情なのでしょう。うまくいかないのがもともと、と肩の力を抜いて、必要以上に気を使わないことが大切です。

おわりに

育児に追われるママにとって、おじいちゃん・おばあちゃんは頼みの綱です。しかし、実親だからといって同居を楽観的に考えるのは考えものです。お互いが気持ちよく過ごせるように、同居開始前にルールを設けましょう。また、必要以上に気を使いすぎないことも重要でしょう。パパともじっくり話し合って、納得いく決断をしてくださいね。

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