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大統領選を通過したトルコリラ やはり5月の22円安値が大底か

2018.07.10 20:00

 6月24日にトルコ大統領選が投開票され、エルドアン大統領が再選。事前にはトルコリラ円相場の大きな混

 6月24日にトルコ大統領選が投開票され、エルドアン大統領が再選。事前にはトルコリラ円相場の大きな混乱も予想されていたが、フタを開けてみれば、大きな混乱はなく無難に通過したという印象だ。とはいえ、ボラティリティの大きな通貨だけに、「どこが大底なのか」不安視しているFX(外国為替証拠金取引)トレーダーも少なくないだろう。今回は、FXのカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、トルコリラ円相場について今後の見通しについて解説する。

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 大統領選が終了し、スッキリ感が出たトルコリラ円相場ですが、今後トルコリラ円相場はどのように動くと考えられるでしょう? 今回は、私が考える見通しをお伝えさせてもらいます。

 まず、相場において「9」という数字は大事な数字でトルコリラ円相場の月足チャートを見ると、1トルコリラ=32円台にあった時から数えて先月5月は9か月目にあたる月でした。

 以前、別記事では5月が底になる可能性をお伝えしていましたが、引き続きトルコリラ円相場が5月につけた1トルコリラ=22.22円(くりっく365)の安値が大底になる可能性を考えています。

 今後再び、1トルコリラ=22円の方向に下落しダブル底、トリプル底のような形になることも1つの可能性として考えられますが、1トルコリラ=20円の方向へさらに下落する展開は考えづらいと見ています。

「1トルコリラ=22円台で、買いの指値を入れているトレーダーが多くいる」という話も聞きますので、仮に22円台に下落すれば、指値の買い注文が大量に約定して相場を押し上げる可能性が考えられます。

 また、「エルドアン大統領が戒厳令を解く旨の発言をした」という情報が入ってきましたが、実際に戒厳令が解かれる日程のアナウンスがあれば、それが上昇要因となる可能性もありますし、くりっく365の売買比率を確認すると買い残の枚数が以前に比べてかなり減っていることもポイントになります。

 まだ買い残が多い状況に変わりありませんが、それでも1トルコリラ=22.22円まで下落する過程でかなり買い玉が振り落とされたことが見て取れます。諦めて買い玉をロスカットされた方も多かったのでしょう。

 さらに、1トルコリラ=31円の水準に窓が開いていますので、その水準まではいずれ間違いなく上昇すると考えられます。そして長期的に見て、ゆっくりだとは思いますがトルコリラ円相場は上昇していける方向で私は考えています。

 ただし、いつかなる状況にも耐えられるよう、しっかりと資金管理を行うことは忘れてはいけません。

【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。

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