家計

電気代が安くなるエアコン操縦術 温度を下げるより風量を強に

エアコンの温度を1℃下げると電気代は約10%アップ

 平年より早い梅雨明けで、例年以上に長く、暑くなりそうな今年の夏。エアコンの電気代を節約しようと設定温度を高めにしても、暑いとついつい温度を下げたくなるだろう。

そこをぐっとこらえて、その前に風量を『強』にすると、電気代の節約につながるという。家電コーディネーターの戸井田園子さんが解説する。

「エアコンは温度を1℃下げると約10%電気代が上がります。一方、風量を変えても電気代はほとんど変わらない。人の体は風が当たることで涼しいと感じるもの。まずは風量を上げましょう」

 そうはいっても風量だけで体感温度を調節できないこともあるだろう。そんなエアコンの温度や風量に悩んだ時は、迷わず「自動」を選択するのがお得。

「こちらが温度を上げ下げしたり、風量を変えたりするよりも、機械が自分で判断して冷やす『自動』の方が余計な電気を使わずにすみます。部屋が冷えてきたら、温度や風量を手動で調整しましょう」(戸井田さん)

 節約につながるエアコン操縦術を駆使して、今年の夏を乗り切りたい。

※女性セブン2018年7月19・26日号

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