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魚の生臭さや犬の散歩にも応用できる「○秒ルール」

切り身の生臭さは3秒で消える?(写真/アフロ)

 食べ物を床に落としても「3秒たってないから大丈夫!」と言いはった経験のある人もいるだろう。このような「〇秒ルール」は、意外と応用できるようだ。

◆3秒で魚の切り身の生臭さがなくなる!

「魚の生臭さの原因のほとんどは水溶性のため、水で洗い流してほしい」と言うのは、元漁師にして元水産庁職員で、東京海洋大学客員教授の上田勝彦さんだ。

「切り身を買ってきたら、すぐにパックから出して、1・2・3と数えながら、魚の表面をなでるように流水で3秒流しましょう。雑菌のついた水分がさっと取れます」 

 ただし、3秒以上行うと身が水っぽくなるので注意。その後は、水滴が残らないようにキッチンペーパーなどで拭く。

「キッチンペーパーに包んだ魚を皿やバットに並べ、ラップをします。そして、冷蔵庫のチルド室で保存。このひと手間で、味も保存性も格段に上がります」

◆真夏は犬の散歩前に5秒タッチを

 真夏のアスファルトは50~60℃にも達することがあり、炎天下での犬の散歩は、熱中症の危険だけではなく、肉球のやけどにも注意が必要だ。

 アメリカ・カリフォルニア州にある犬のトレーニングセンターが「アスファルトの温度が、犬の散歩に適しているかどうかの調べ方」を公開した。

 それは「アスファルトに5秒間、手の甲をつける」という方法だ。敏感な手の甲を地面に5秒間つけることができなければ、犬の散歩には適さない。気温の低い時間帯に変更すべきなのだ。

 また、歩くことを嫌がったり、脚を引きずったりという異変は肉球のやけどの可能性がある。異常を感じたら、すぐに獣医に診せてあげよう。

※女性セブン2018年8月2日号

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