投資

【日本株週間見通し】23000円の上値の重さ意識でもみあいか

日経平均株価は2万3000円の上値の重さを意識する展開か

 投資情報会社・フィスコが、株式市場の7月17日~7月20日の動きを振り返りつつ、7月23日~7月27日の相場見通しを解説する。

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 先週の日経平均は小幅上昇した。週間ベースでは2週連続の上昇だが、上値の重さを再認識させられた週でもあった。3連休明けの日経平均はNYダウの上昇継続と好調な米国企業決算を足掛かりに買い先行のスタートを切った。議会証言でパウエルFRB議長が米景気の堅調さを強調し、緩やかな利上げ継続を支持したことも好感され日経平均は18日にかけて4日続伸となった。年初来高値更新が続いたソニー<6758>が2008年1月以来の6000円台に乗せたほか、先物主導の相場展開でファーストリテイリング<9983>やソフトバンクG<9984>など日経平均への寄与度の高い銘柄の株価上昇が目立つ展開となった。17日にTOPIXも25日移動平均線を上回った。

 一方、NYダウは19日に6営業日ぶりに反落した。トランプ大統領による、対EUに対する自動車関税の報復措置や米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性に関する発言が警戒された。日経平均も20日にかけて小幅続落した。心理的な節目である23000円を目前に日経平均は打ち返される展開が続いている。なかで20日は、上海総合指数の乱高下に左右される先物主導の神経質な展開となった。

 今週の日経平均は23000円に横たわる上値の重さを意識してもみあう展開が予想される。テクニカル的にも懸念材料が台頭してきている。今週の日経平均は18日、19日と22900円台で押し返されて、5月、6月と同様に23000円ラインの壁意識が高まっている。チャートは5月21日高値23050円と6月12日高値23011円の「ダブルトップ」を描いていたが、今回上抜けきれないと、さらに頑強な上値抵抗となる「トリプルトップ」形成となってしまう懸念が強まっている。また、19日には25日移動平均線が75日移動平均線を下回るデッドクロスを示現、20日には上昇をサポートしてきた5日移動平均線を割り込んだことで、調整ムードが高まっている。

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