同水族館のスタッフに話を聞くと、
「上が話し合っているようですが、詳しいことはわかりません。私たちは気持ちを切り替え、水質管理やエサやりを続けていくしかありません」
と力なく答えるのみ。
2010年まで、東京タワーの入場者数は年間300万人超だった。しかし、東京スカイツリーが誕生した2012年には約240万人と大幅ダウン。その後も低迷が続いている。その煽りを受けてしまったのだろうか。
原告の日本電波塔は「法的措置に出る前に督促しましたが、未払い分をお支払いいただけず、やむなく裁判になりました」(総務担当者)と話す。
展示されている約900種類・5万匹の魚と従業員の“再就職先”が心配だ。
※週刊ポスト2018年8月10日号