◆「心を鬼にして決めたのではないでしょうか」
ある歌舞伎関係者は麻耶の結婚発表の時期についても疑問があるという。
「海老蔵さんが主演舞台中の結婚発表でした。勸玄くんも出演していて多忙の時期。なぜこのタイミングだったのでしょうか。占いとかあるのかもしれませんが、千秋楽まで待った方がよかったのではないかと思いましたね」
それだけではない。冒頭、麗禾ちゃんの誕生日、麻耶は用事がなかったにもかかわらず顔を出すことはなかった。
「海老蔵さんはノリノリで誕生日の様子をブログに綴っていました。今までならあの場に麻耶さんがいないのは考えられません。しかも、用事もなくずっと自宅に引きこもっていたわけですから…」(麻耶の知人)
海老蔵としては、新婚の“姉”を邪魔してはいけないと気を使ったのかもしれない。しかし、翌日の麗禾ちゃんのバレエ発表会準備にも麻耶の姿はなかった。
「昨年も麻耶さんが来ていましたし、発表会当日の送り迎えも麻耶さんでした。今年はなんで行かないのか。ここまで徹底して距離を置くのはあまりにも不自然に映ります」(前出・麻耶の知人)
この日も麻耶は自宅で待機するばかりだった。
春先から、ある時は海老蔵のマンションのエントランスで麗禾ちゃんと3人で笑顔を見せ、またある時は麻耶が運転する車の助手席に乗っているなどふたりの姿はよく見かけられるようになっていた。しかし、その距離が海老蔵にある決意をさせていたのかもしれない。
「麻耶さんと旦那さんとで子供たちを遊びに連れて行くことも何度かあったようです。でも結婚後もその状況が続くとなると海老蔵さんとしては複雑なはず。麻耶さんは単なる伯母というより“ママ”として接してきた。結婚後はそうはいきません。父親はあくまで海老蔵さんですから。子供たちの立場を第一に考えた海老蔵さんは、今後を考えて麻耶さんのことは“完無視するしかない”と心を鬼にして決めたのではないでしょうか」(前出・歌舞伎関係者)
確かに結婚後も麻耶が子供たちと変わらぬ距離でい続けるのは、難しい問題かもしれない。
冒頭の日の朝9時、通勤や通学の慌ただしい時間がひと段落した東京都心の住宅街。花柄ワンピを着た麻耶と、その数歩後ろを半袖短パンにキャップを被ったカジュアルな男性が歩いていた。両足と両手にお揃いの虫よけをつけたふたりは散歩帰りのようだ。本誌は麻耶に話を聞いた。
「結婚おめでとうございます」と声をかけると、麻耶はサングラス越しでもわかる満面すぎるほどの笑みを浮かべ「ありがとうございます」と返したが、その他はノーコメントを貫いた。
※女性セブン2018年8月16日号