芸能

木村拓哉のラジオ番組が終了、最後に口にした「SMAP」

次はネット番組に参入

 23年間にわたって続いたラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM毎週金曜23時~)が7月27日、最終回を迎えた。

 2016年にSMAP解散が発表された後も、木村拓哉(45才)は「タイトルは変わる必要はないかなって、思ってますけど…」と語り、そのままに。ファンにとって「SMAP」の存在を感じられる唯一の番組だっただけに、ファンの悲しみは大きい。

「木村くんの本音が聞ける貴重な番組でした。リスナーからの『横が紐で結ばれたショーツをどう外すか』という突然の“下ネタ質問”にも、『ぼくは歯で外しますね』と答えてビックリしたことも。でも、それだけ木村くんを身近に感じられる番組でした」(50代の女性ファン)

 テレビで語られないことも“ここ”では明かしてきた。

 中居正広(45才)にいきなり髪をつかまれてけんかしたエピソードを、「ホテルのチャイムがピンポーンって鳴ったんで、『あれっ』と思ってガチャッて開けたら、いきなり髪の毛をつかまれて、ガーッてこう…殴り合いしてましたね」と赤裸々に語ったことも。

 解散騒動直後には、「皆さんにつらい思いをさせてしまって本当に申し訳ない」「本当に、ごめん…」と謝罪の言葉を口にしたこともあった。

 さらに解散1週間後の放送では、

「“SMAPの木村拓哉”ではなくなったことを、冷静になって考えていた気がしますね。じっと考えてても何も変わらないと、ひたすら体を動かしていました」

 と心境を吐露した。東日本大震災直後の放送では、メンバー全員で出演し、メッセージを届けた。

 木村が最終回に選曲したのは『夜空ノムコウ』だった。「この『What’s UP SMAP!』という船にずっとおれを乗せてくれて、走り切ってくれて、ありがとう。お疲れさま!」と感謝の言葉で番組を締めくくった。

 8月5日からは新番組『木村拓哉 FLOW』(毎週日曜11時30分~)に模様替えする。

「今度はお昼の時間なので“下ネタ”に注意しなくてはと笑っていましたよ。唯一“SMAP”という名が残る番組を終えて、複雑な思いもあるでしょうが、肩の荷が下りた部分も大きいようです」(芸能関係者)

 ラジオだけではない。同日には木村にとって初のネット動画番組『木村さ~~ん!』(GYAO!)もスタート。24日には映画『検察側の罪人』も公開される。木村拓哉・第2章が本格的に始まった。

※女性セブン2018年8月16日号

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン