国内

最近増える「日傘男子」他人からの視点よりも涼しさ優先

“日傘男子広め隊”の男性隊員(共同通信社)

“殺人猛暑”と呼ばれる異常な暑さが続くこの夏。7月23日には埼玉県熊谷市で41.1℃を記録し、国内歴代最高記録を5年ぶりに更新した。猛烈な日差しからわが身を守るため、今、改めて注目されているのが男性用の日傘だ。埼玉県庁温暖化対策課の男性職員を中心に昨年発足された“日傘男子広め隊”が火付け役となり、“日傘男子”というキーワードがSNSを中心にブームとなっている。“日傘男子広め隊”の男性隊員も「慣れると快適なので、ぜひ一度使ってみてほしい」と語っている。

「昨年、熱中症で搬送された成人のうち、約7割は男性でした。女性の持ち物というイメージが強い日傘ですが、直射日光を避けられて、体感温度も下げられる有効的なアイテムですから、ぜひ男性にも利用してほしいです」(埼玉県庁環境部温暖化対策課の担当者)

 実際に、街で見かけた“日傘男子”にその効果を尋ねてみると、「こんなに涼しいと思わなかった。流行っているし、おしゃれだし、男でもアリ!」と大満足の様子。そこで、サラリーマンから大学生まで、今年の夏に“日傘男子”デビューした街のイケメンたちに、日傘の魅力を聞いてきました!

「今年“日傘男子”デビューしました。雨天用の傘と違って、UV加工されているのでとても涼しいですね」(Aさん・60才)

「彼女にプレゼントされて使い始めました。最初は抵抗があったのですが、使ってみたら暑さが全然違う。今はバッグに必ず入っています」(Bさん・33才)

「少しでも涼しく外を歩きたくて、東急ハンズで買った晴雨兼用の折り畳み傘を日傘として利用しています」(Cさん・28才)

西日本豪雨被害でJRが運行しない区間ができ、30分も徒歩で通学することになったため使い始めました。他人の視線より、涼しさ確保が優先です!」(Dさん・21才)

「直射日光があまりにきつくて、ふつうの雨傘を日傘にしてみたら、日陰がつくれて感動しました!」(Eさん・33才)

「女性が持ってる小さい傘というイメージでしたが、今年は“日傘男子”が流行っているので違和感なし。体感温度が全く違います」(Fさん・21才)

「和傘はリサイクルショップで3000円。日焼け防止はもちろん、ファッションアイテムとしても欠かせません!」(Gさん・21才)

「ゴルフ用のパラソルを差すわけにもいかないし…と思っていたところ、晴雨兼用の傘を見つけて愛用中。駐車場から取引先まで歩く際に使っています」(Hさん・58才)

※女性セブン2018年8月16日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン