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改元で「新元号詐欺」に要注意、スマホ乗っ取られる危険性も

2018.08.11 07:00

 2019年4月30日、今上天皇が譲位し、徳仁皇太子が即位する。平成から元号が改められることになるが

 2019年4月30日、今上天皇が譲位し、徳仁皇太子が即位する。平成から元号が改められることになるが、そこでどんな変化が起こるのか。

 素朴な疑問のひとつとしては、新元号が刻印された硬貨はいつ手元に届くのかが気になる。

「製造した硬貨は、財務省を通じて日銀に収め、そこから民間の銀行を通じて徐々に市中へ出回ります。毎年、その年の硬貨の製造は1月スタート。一般の方がそれを手にするまで、約半年のタイムラグがある印象です」(造幣局広報)

 ということは、4月初旬に新元号が公表され、そこから大急ぎで作ったとしても、実際に刻まれた硬貨を目にできるのは10月頃となりそうだ。

◆詐欺被害が続出する!?

〈あなたのスマートフォンは、新元号に対応していません。このアプリをインストールしてください〉

 改元に伴って、そんな文面のメールが、突然届くかも知れない。ITジャーナリストの宮田健氏が警鐘を鳴らす。

「『新元号詐欺』が横行する可能性があります。アプリを入れるとスマホを乗っ取られて、最悪の場合ウェブ上で銀行口座や仮想通貨の口座を操作され、金銭を奪われる危険もあります」

 詐欺に詳しいジャーナリストの多田文明氏が続ける。

「金融機関の担当者を名乗り『新元号に伴う変更のために手続きを』といってATMに呼び出す振り込め詐欺が横行する恐れがあります。改元という特別な出来事だけに、普段の危機意識が薄れる危険性がある」

 浮かれすぎることなく、新時代の到来を祝いたい。

※週刊ポスト2018年8月17・24日号

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