「マイナー競技である女子ボクシングに知名度のある選手が登場することを連盟は歓迎し、丁重に扱った。ただ、今回の騒動に関して、しずちゃんがコメントを出したことはない。
結局、一連の騒動での山根氏の印象が悪すぎた。ロンドンで金を獲った村田諒太について、自ら“山根明なしでは金メダルはなかった”と言ってしまう人です。仮に、しずちゃんが五輪に出場していれば、“俺のおかげ”と喧伝していたであろうことは想像に難くない。もう関わり合いになりたくないのでは」
しずちゃんの所属事務所に、今回の山根氏の騒動についてのコメントを求めるべく取材を申し込んだが、締め切りまでに返答はなかった。
2人が笑顔で握手を交わす日が、再び訪れることはなさそうだ。
※週刊ポスト2018年8月31日号