そうしたなかでも新聞・テレビ数社が情報を得て、空港に待機していた。ところがなかなか小室さんの所在がつかめなかったという。
「午後3時半のフライトにもかかわらず、小室さんは取材陣が到着するかなり前から空港内のVIPラウンジにいたそうです。1時間の使用料が2万円ほどかかる有料の団体待合室。しかも、離陸が3時間遅れた。一般の乗客が搭乗口のあたりで待たされる間も、小室さんはラウンジで過ごしていました」(同前)
延長分だけでなんと6万円。格安チケットを使えばアメリカ往復も可能な金額だ。
佳代さんの「400万円金銭トラブル」は燻ったまま。
「小室さんの留学費用は、勤務していた法律事務所からの支援に加え、奨学金で賄われることが明らかになったが、出発時はチェックインも荷物の運搬も預け入れも、すべてSPが代行していました。通常の保安検査場も通らず、一般のお客さんが待機しているのを横目に、SPに囲まれながら優先搭乗。待遇は皇族級でした」(同前)
かかった“コスト”に見合う実りのある留学となるか。
※週刊ポスト2018年8月31日号