雅子妃が「適応障害」の療養生活に入ったのは、2004年のこと。以降、公務への参加は体調の波に左右され、ドタキャンも多かった。
それが最近は、5月の「みどりの愛護」のつどい(滋賀県)の臨席や、8月の甲子園での高校野球観戦(兵庫県)といった泊まりがけの地方公務にも精力的に取り組んでいる。
「変化のきっかけは、5月16日に明治神宮会館で行なわれた全国赤十字大会でのサプライズでしょう。式典後、美智子皇后が笑みを浮かべながら雅子妃の腕を取り、まるで“後任です”と紹介するように観客席に向けてお辞儀をするよう促す一幕がありました。雅子妃は大変驚いた様子でしたが、皇后となることへの覚悟を新たにしたことでしょう」(前出・皇室記者)
※週刊ポスト2018年9月14日号