• TOP
  • 特集
  • 末井昭×なめだるま親方 「NOパン革命」を振り返る

特集

2018.09.08 15:59  週刊ポスト

末井昭×なめだるま親方 「NOパン革命」を振り返る

島本:そんな時に末井さんと一緒に出したのが『NOパン革命!』(1981年)っていう本だったんです。恥ずかしながら人生最初の著書ですけど(笑い)。女の子たちの意識や、時代の変わり目というのを取材で感じたんですよね。「これは時代の革命だ」っていうことで「ノーパン」が本のタイトルになったんです。

末井:私が考えるに、素人女性がフーゾクに初めて参入してきたのがノーパン喫茶からだと思うんですよ。表向きは喫茶店だから働くのに大して抵抗もなかったんですね。外から店内が見える明るい店もありましたし、性的サービスもなし、パンツさえ穿かなければいいわけだから。

島本:トルコやピンクキャバレーなど性風俗店はあったわけだけど、それまでの風俗って、働いている女性がみんな、訳ありとか、年増のおばさんとか、そんなのばかりでしたからね。

末井:フツーのかわいい子がノーパンでニコニコしてる店が出てきたら当然そっちに流れますよ。大阪から東京に飛び火した頃がピークで、『日刊スポーツ』で「山手線一周ノーパン喫茶ガイド」みたいな企画もありました。今日は新宿、明日は高田馬場、原宿、渋谷って。当時は山手線の全部の駅にノーパン喫茶があったから(笑い)。

【プロフィール】
●しまもと・けい/1952年、山口県生まれ。「なめだるま親方」の名でスポーツ紙、男性週刊誌を中心に4コマ漫画やイラスト、コラム、小説を執筆。著書多数。平成歌謡バンド「ペーソス」のヴォーカルとしても活躍。

●すえい・あきら/1948年、岡山県生まれ。白夜書房在籍時の1981年に『写真時代』、1988年に『パチンコ必勝ガイド』を創刊し編集長を務める。2012年に退社後はバンド「ペーソス」でサックス奏者として活動。2014年『自殺』で第30回講談社エッセイ賞を受賞。

◆撮影・取材・文:薬師寺十瑛(スキップ)

※週刊ポスト2018年9月17日号

コメント 0

SNSでNEWSポストセブンをフォロー

  • LINE:友だちに追加
  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

関連記事

トピックス