国内

「平成四年」はどんな年? 冬彦さん現象や「ねぇ、チューして」

貴りえ婚約も。平成四年にあった主な出来事

 平成最後の夏を迎えている。あなたは、平成の出来事をどれくらい覚えているだろうか? ここでは、平成四年(1992年)を振り返ってみよう。

 夏季冬季、2つのオリンピックが開催された平成四年。冬季では日本過去最多のメダル7個を獲得。夏季のバルセロナ五輪では、女子水泳で14才の岩崎恭子が日本初の金メダル。女子マラソンで有森裕子が銀メダルと、合計22個のメダルを獲得した。

 3月、東海道新幹線に300系『のぞみ』がお目見え。東京~大阪間の所要時間が2時間半に短縮された。

 10代のカリスマとして人気を博した歌手・尾崎豊が急逝したのもこの年。東京・文京区の護国寺で行われた追悼式には、約4万人のファンが集まった。また、同年10月には女優の太地喜和子が乗っていた車が海へ転落。48才という若さでこの世を去った。

 1月の大相撲初場所で19才5か月の史上最年少優勝に輝いた貴花田と宮沢りえが11月に婚約会見。手と手をつないだラブラブ会見後わずか2か月で破局。

 前年から年末年始を挟んだ約20日間、ダスキンのCMキャラクターに起用されると同時に一躍国民的アイドルとなったのが、100才の双子姉妹「きんさん・ぎんさん」こと成田きんさんと蟹江ぎんさん。

 新語・流行語年間大賞のほか、「うれしいような、かなしいような」、貴花田と宮沢の婚約の感想を求められて答えた「はだかのおつきあい」も語録賞を受賞。

 テレビでは、ドラマ『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)の冬彦さん現象が巻き起こり、アニメ『美少女戦士セーラームーン』(テレビ朝日系)の決め台詞「月に代わってお仕置きよ」が子供たちに大流行。

 化粧品CMからは「ねぇ、チューして」と唐沢寿明におねだりする水野美紀がブレーク。商品では、ワコールから胸を寄せて上げる『グッドアップブラ』。プチプチとした新触感のタピオカを用いた食品も大ヒットした。

■平成四年の主な出来事
1月7日  米ブッシュ大統領来日
3月5日  千葉・市川一家4人殺人事件
4月7日  日本初の顕微授精ベビー誕生
4月25日  歌手の尾崎豊(享年26)が死去
6月15日  国際平和維持活動(PKO)成立、自衛隊カンボジア派遣(9月~)
7月25日  バルセロナ五輪開幕
10月23日 天皇皇后両陛下が初の中国訪問
11月27日 貴花田と宮沢りえが婚約会見
12月1日  きんさんぎんさんが新語・流行語大賞の年間大賞を受賞
12月19日 『クイズダービー』(TBS系)放送終了。17年の歴史に幕
12月31日 チェッカーズが『第43回NHK紅白歌合戦』出場を最後に解散

※女性セブン2018年9月20日号

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
女性セブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン