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『あぶさん』『野球狂の詩』 水島新司作品の魅力

2018.10.12 07:00

 漫画の一大ジャンルである野球漫画。本誌・週刊ポストでは読者1000人を対象に「好きな野球漫画」のア

 漫画の一大ジャンルである野球漫画。本誌・週刊ポストでは読者1000人を対象に「好きな野球漫画」のアンケートを実施した(複数回答可)。数々の野球漫画の名前があがるなか、水島新司氏の漫画はトップ10に第1位『ドカベン』だけでなく、第4位『あぶさん』、第7位『野球狂の詩』と3作品がランクインした。

『あぶさん』景浦安武のキャラクターを作る際に参考にしたとされるのが元近鉄の永淵洋三。永淵は月給3万円のアマチュア時代に飲み屋のツケが30万円もあり、プロに入っても毎試合後飲みに出かけ、平気で酒の臭いをプンプンさせながら試合に出ていたという。景浦のベースはそんな“昭和の豪傑”だった。

 本作の特徴は、省略せずに毎シーズンきちんと描き続けられたこと。そのため気付けば景浦は62歳となり、現役生活は37年に及んだ。結果、三冠王3回、首位打者4回、本塁打王6回、シーズン打率.401、打点王4回、代打本塁打通算世界記録など、数々の前人未到の記録を打ち立てる。

 2009年の引退時にはヤフードームで引退式が行なわれ、2014年2月の連載終了時点で、日本で最も長く連載が続いたスポーツ漫画として不滅の記録を樹立。漫画の枠を超えた本物のヒーロー、それが「あぶさん」なのだ。

 1972年から1977年に『週刊少年マガジン』に連載された『野球狂の詩』。平成になって『野球狂の詩 平成編』、『野球狂の詩2000』、『新・野球狂の詩』と復活を遂げる。

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