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「メルカリ終活」を成功させるポイント 生前整理ならではの注意点も

2018.10.12 11:00

 テレビや雑誌で取り上げられることも多くなり、すっかり市民権を得た「終活」。遺言・葬儀の用意などをし

 テレビや雑誌で取り上げられることも多くなり、すっかり市民権を得た「終活」。遺言・葬儀の用意などをし、人生の締めくくりに向け準備をするものだが、多くの人がいちばん初めに手をつけるのが、持ち物の整理だ。この生前整理の方法に、新しい波が押し寄せているという。それが「メルカリ」を使う方法だ。

 メルカリとは、スマートフォンを通じて簡単に個人間で売買を楽しめるフリマアプリ。1日100万品以上の出品があり、売れた商品の約半分が24時間以内に取引されるというスピーディーさが魅力だ。自分にとってはもう不要となったものでも、必要な人に譲ることができるうえ、子供たちに余計な荷物を残すこともなくなるというメリットもある。

 メルカリを使った断捨離をしたくても、やり方・手順がわからないという人向けのセミナーも登場している。セミナーを主宰する一般社団法人終活協議会の山内美緒さんは言う。

「メルカリ終活のニーズが高まり、今年3月からセミナーを始めました。メルカリのアカウントの取得方法や出品の流れ、売れるためのコツもお伝えします」

 セミナーの反響は大きく、月に2、3回開催されている。山内さんに、少しでも高く商品を売る3つのポイントを聞いた。

【1】写真と現物にギャップがないようにする

 商品のいいところばかりを見せようと、“盛って”しまいたくなるが、それはNGだ。

「汚れや傷みはクレームのもとになる。悪い部分ほど写真や文章で丁寧に説明し、写真と現物のギャップがないようにしましょう」(山内さん)

【2】自然光の入る窓際で撮る

「蛍光灯の下で撮影すると品が変色して写ることがあり、フラッシュを使うと色飛びすることがあります。日光が直接差し込まない明るい窓際で撮影するのがおすすめです」(山内さん)

【3】商品説明は思いを込めて

 生前整理ならではの注意点もあるという。

「捨てずに、わざわざ売るわけですから、受け取った人に大切にしてもらいたいですよね。商品の思い出などを書くことで、共感してくれる人の目に留まりやすくなります」(山内さん)

◆仏壇や旅行のお土産、家の中にあるものは大放出!

 何でも売れるのがメルカリのいいところだ。終活と称し、子供に残すのはもったいないという思いからか、仏壇や日本人形などを売る人もいる。その中でも意外に高く売れる物は、どんな物だろうか。遺品整理を手掛ける遺品整理ドットコムの代表取締役・齊藤祐輔さんが分析する。

「昭和レトロな品はレアで価値があるため、昔のノベルティーやおもちゃなどは買い手がつくと思います。欠けていたり汚れていたりしても、もう世の中に出回っていない貴重品の可能性があるので、出品してみるとよいでしょう。放置していた押入れは、掘り出し物の宝庫です」

 家の中でひっそり眠っている“お宝”で、お金も思い出もしっかり残せるならば―これを機会にあなたも出品してみてはいかがだろうか。

※女性セブン2018年10月18日号

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