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2018.10.16 06:00  介護 ポストセブン

松坂慶子、絶縁した要介護3の母と同居し選んだ介護の形

松坂慶子「母放置介護」6年目の答えとは?

 女優・松坂慶子(66才)は、一時は絶縁した母との確執もなくなり、夫婦で母と同居し、6年前から要介護3母の介護をしている。

 介護の始まりは、ちょうど松坂が還暦を迎えた年だった。気力と体力が衰えを見せるなか、介護と仕事の両立が心身ともに大きな負担となり、松坂は日に日に疲弊していった。

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◆安藤サクラの母・安藤加津の本に出合い変わった心境

 そんな折、松坂は自身も出演するNHK連続テレビ小説『まんぷく』に主演する安藤サクラ(32才)の母親である安藤和津(70才)が書いた『オムツをはいたママ』(2004年)という介護の本に出合う。ずっと介護のつらさを抱え込んでいた松坂は、“介護を人に任せることも大切”と気づき、積極的に介護サービスを活用するようになったという。

「自宅には、常時お手伝いさんがいますし、松坂さんの収録が詰まっていたり、夫の高内さんが仕事で地方に行く場合は、ローテンションでヘルパーさんに来てもらったり、訪問入浴サービスなどを組み合わせて介護の負担を分担しています。

 チーム介護に切り替えてからは松坂さんの心身の状態も上向いたようです。『まんぷく』の撮影現場で、松坂さんは、”あなたのお母さんのご本で助かったわよ”と恩人の娘であるサクラさんに笑顔で話しかけていました」(ドラマ関係者)

 そして最近の松坂は女優道を邁進。特に今年は『まんぷく』だけでなく、日中合作映画『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎』、NHK大河ドラマ『西郷どん』など、テレビや映画に立て続けに出演し、超多忙の毎日だ。

「一時は介護に熱心になるあまり、『介護疲れ』になって仕事への意欲を失っていましたが、6年目にして答えが出たようです。『西郷どん』の収録は九州が主ですが、昨年8月からはそちらへ。今年5月からは『まんぷく』の撮影で大阪へ。1年以上も自宅を離れる生活を送っています。そんな“放置介護”を選択できるのも、人の目を気にせず、 “私は仕事をがんばればいい”と吹っ切れたからでしょう」(芸能関係者)

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◆介護は素人よりプロの方が安心

 親の介護に詳しい介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さんも「プロに任せる」ことに賛成する。

「介護サービス全般にいえることですが、素人よりプロの方が安全ですし、介護される方も安心できます。特に排泄の世話などは家族といえども羞恥心があるので、プロに任せた方が気持ち的にも割り切れます。家族だけでやろうとすると見落としもあるし、心労が重なって介護者が倒れる恐れもあります。

 松坂さんなら介護保険適用外の自費のヘルパーも雇えるでしょうから、食事の内容など細かな希望まで叶えてもらえて、介護の負担を大きく軽減できるはずです」

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 夫との仲にも変化が見られるという。

「お互いが自分の時間を優先して過ごすことで、思いやりを持てる仲に。高内さんは家にいる時はお茶を飲みながらお母さんとお話をして、介護スタッフとも気さくにやり取りしています。

 時間があればひとりで外出して高級ランチを楽しんだり、整体の施術を受けてリフレッシュすることもある。介護を押し付け合わないので、余裕も生まれたようです」(松坂の知人)

『まんぷく』では感情の起伏が激しく、「私は武士の娘です!」が口癖の気高い、心配性の母を演じる松坂。娘と同居しながら波瀾万丈な日々を送るという。

※女性セブン2018年10月25日号

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