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2018.10.17 07:00  SAPIO

親日を巡る旅、ロシアを破った日本にフィンランド人は熱狂した

マンネルヘイム将軍は日本の東郷平八郎のような存在だった TopFoto/AFLO

 当時日本を訪れた独立運動家コンニ・ジリアクスが、日露戦争における情報戦で大活躍した明石元二郎大佐と出会い、これを契機に日本の対フィンランド支援が開始された(1905年)。こうして多くの日本製兵器がフィンランドに送られたのである。

 首都ヘルシンキ市内の軍事博物館には、菊の御紋章が刻印された日本製の「三十三年式小銃」や「騎兵銃」などが展示されている。かつてフィンランドの兵士達が、それらを使ってロシア軍と戦ったのだ。

 この北欧の地では意外なことに”日本”を感じさせる風景がある。

 ロシア正教会のウスペンスキ寺院が建つカタヤノッカの丘には桜の木が植えられており、毎年春に可憐な花を咲かせる。さらに5月頃には、日本でよく見かけるたんぽぽと菜の花も咲く。日本とは気候がまるで違うフィンランドで、それらを目にすると感慨もひとしおである。

◆ドイツ側に立ち対ソ戦

 一方でヘルシンキを散策すれば、西欧とロシアが交じり合った特異な雰囲気を感じることだろう。

 ヘルシンキ大聖堂の前にある元老院広場の中央にはロシア皇帝アレクサンドル二世の銅像が建つ。

 実はフィンランドは1323年から1809年まで隣国スウェーデンの統治下にあった。その後、ナポレオン戦争の最中にロシアに割譲され、フィンランド大公国が建国される。大公はロシア皇帝が兼任し、以後約100年にわたってロシアによる支配を受けたのだ。

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