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自殺した地方アイドルが苦悩していた「家庭でのトラブル」

2018.10.26 07:00

 愛媛県松山市の中心部から車で15分ほど。文豪・夏目漱石も愛した道後温泉にも近い住宅地。一戸建ての庭

 愛媛県松山市の中心部から車で15分ほど。文豪・夏目漱石も愛した道後温泉にも近い住宅地。一戸建ての庭先にたたずむ男性を直撃した。

──自殺した萌景(ほのか)さんはあなたのことで悩んでいた?
「ははは。やけん、弁護士を通じてやないと…」

 萌景さんの義父は、そう話すにとどまった。

 松山を中心に活動するご当地アイドル『愛の葉(えのは)Girls』のリーダーだった大本萌景さん(享年16)が自宅で首を吊って自殺したのは、今年3月21日のこと。7か月ほど経った10月12日、母の幸栄さんら遺族は所属事務所「hプロジェクト」や佐々木貴浩社長などを相手取り、総額9268万円の損害賠償を求める裁判を起こした。

 弁護団は萌景さんが自殺した理由として「違法・不適切な労働環境」「パワハラ」「学校と芸能活動の両立を阻害」「高校進学費用の貸付を直前で撤回」「辞めるなら違約金1億円を払えと社長が発言」などを挙げている。

《次また寝ぼけた事言いだしたらマジでブン殴る》

 報道では、男性スタッフが萌景さんに送ったそんな文言のLINEのメッセージが、“パワハラの証拠”として大きく取り上げられた。ところが、その前後の文脈を見ると印象はガラリと変わる。

 実際のLINEのやり取りでは先ほどの文言のあとには、ユニークな絵文字が使われ、《パンチ!》と結ばれている。また、その文言の前には萌景さんからの

《お疲れ様です。ほのかです!今日社長と〇〇〇〇(注釈:個人名)とお話をして、自分が勘違いをしている事に気がつきました。
なので、脱退する事をやめました。これからも愛の葉ガールズを続けます。
いろいろと心配をおかけしてすみませんでした。
これからもよろしくお願い致します。》

 というメッセージがあった。

 そして、男性スタッフからの《次また寝ぼけた事言いだしたらマジでブン殴る》というメッセージの下には笑顔の萌景さんの「あっかんべー」自撮り写真。さらに《これでよろしくお願い致します!》のメッセージ。それを「パワハラ」と見るか、「冗談の言い合い」と見るか。

 さらに、男性スタッフと萌景さんの母・幸栄さんはLINEでこんなやり取りをしている。

母・幸栄さん
《お疲れ様です。ほのかの母です(笑顔ながら冷や汗のついた顔文字)いつも大変お世話になっております。本人が留守の為代理で編集させていただきました。小学生からやり直しが必要みたいです(青ざめ、困ったような顔文字)すみませんでした(泣いている顔文字)》

スタッフ
《お母様へ
いつもお世話になっております。
ご連絡ありがとうございます。

大勢の方々に注目される仕事ですので、本人にはかなりきつい事を言う事も多々ありますが、成功を目指しているからこその事でございますので、何卒ご理解ご協力をお願い致します。
ありがとうございました。》

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