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自殺した地方アイドルが苦悩していた「家庭でのトラブル」

2018.10.26 07:00

「通信制だから週末に登校日があって、イベントがある週末とかち合ってしまう。他のメンバーは全日制に通い、問題なく学校とグループ活動を両立していた。なぜ萌景さんだけが“全日制が到底無理”なのでしょうか。あんなに学校で勉強することを楽しみにしていたのに…」

◆中学生になったばかりの頃かな

 生前の萌景さんは周囲に家庭でのトラブルを相談していた。萌景さんの知人が話す。

「亡くなる1年ほど前でした。萌景が、『お義父さんがこたつの中にカメラを入れて、私の下半身の写真を撮っていた。私はカメラを取り上げて、撮られた画像も確認した』と言うんです。その他にも、『お風呂に入っているとき、脱衣所に誰かが入ってくる』『部屋のドアの鍵が壊された』とも」

 その頃から、周囲に「家から出たい。ひとり暮らしをしたい」「家に帰りたくない」とこぼすことが多くなった。

「萌景さんはお母さんのことは大好きでした。でも、遅くまでゲームセンターに入り浸ったり、友人宅を泊まり歩いたり。深夜に“家に帰れない”と電話がかかってきて、車で家に送ったことが何度もありました。家の前に着いても、なかなか降りたがらず、車中でイベントのMCや自己紹介の練習をしたり、あれも聞いて、これも聞いて、とおしゃべりが止まらなかった」(佐々木社長)

 萌景さんの自宅前で、義父に話を聞いたが、「もうええ」「取材は受けん」「弁護士を通して」と繰り返した。母の幸栄さんが引き取って答える。

「わかってます、わかってます。何のことか」

──萌景さんが、お父さんに下半身の写真を撮られたと悩んでいた。
「うん、いろいろ言われていますよね。本当にいちばんの難しい年頃じゃないですか。それでお互いがぶつかることは、たびたびありましたよ。それは正直、誤解といえば、誤解なんですよね。はっきりとは聞いていないけど、そういうふうなのじゃない。ふだんから家の中を下着で歩く子でもあったんで。しかもそれはすごく前のことですよ。中学生になったばかりの頃かな」

──お母さんはずっと前から知っていた?
「そやけん、周りが思うような、そんな深いんじゃない。登校拒否してた中学時代、私が戸外に出したら、近所中に聞こえる声で『ママが虐待する』って叫ばれたことがある。そういう子なんです」

 遺族の代理人は「思春期やステップファミリーにありがちな関係性から生じる悩み以上のものはない。義父は『盗撮』はしていない。『盗撮』があったと指摘される事象は、萌景さんが中学1年生の時なので自殺とは無関係」と言う。

 萌景さんの気持ちを理解できる大人は誰もいなかった。

※女性セブン2018年11月8日号

「通信制だから週末に登校日があって、イベントがある週末とかち合ってしまう。他のメンバーは全日制に通い、問題なく学校とグループ活動を両立していた。なぜ萌景さんだけが“全日制が到底無理”なのでしょうか。あんなに学校で勉強することを楽しみにしていたのに…」

◆中学生になったばかりの頃かな

 生前の萌景さんは周囲に家庭でのトラブルを相談していた。萌景さんの知人が話す。

「亡くなる1年ほど前でした。萌景が、『お義父さんがこたつの中にカメラを入れて、私の下半身の写真を撮っていた。私はカメラを取り上げて、撮られた画像も確認した』と言うんです。その他にも、『お風呂に入っているとき、脱衣所に誰かが入ってくる』『部屋のドアの鍵が壊された』とも」

 その頃から、周囲に「家から出たい。ひとり暮らしをしたい」「家に帰りたくない」とこぼすことが多くなった。

「萌景さんはお母さんのことは大好きでした。でも、遅くまでゲームセンターに入り浸ったり、友人宅を泊まり歩いたり。深夜に“家に帰れない”と電話がかかってきて、車で家に送ったことが何度もありました。家の前に着いても、なかなか降りたがらず、車中でイベントのMCや自己紹介の練習をしたり、あれも聞いて、これも聞いて、とおしゃべりが止まらなかった」(佐々木社長)

 萌景さんの自宅前で、義父に話を聞いたが、「もうええ」「取材は受けん」「弁護士を通して」と繰り返した。母の幸栄さんが引き取って答える。

「わかってます、わかってます。何のことか」

──萌景さんが、お父さんに下半身の写真を撮られたと悩んでいた。
「うん、いろいろ言われていますよね。本当にいちばんの難しい年頃じゃないですか。それでお互いがぶつかることは、たびたびありましたよ。それは正直、誤解といえば、誤解なんですよね。はっきりとは聞いていないけど、そういうふうなのじゃない。ふだんから家の中を下着で歩く子でもあったんで。しかもそれはすごく前のことですよ。中学生になったばかりの頃かな」

──お母さんはずっと前から知っていた?
「そやけん、周りが思うような、そんな深いんじゃない。登校拒否してた中学時代、私が戸外に出したら、近所中に聞こえる声で『ママが虐待する』って叫ばれたことがある。そういう子なんです」

 遺族の代理人は「思春期やステップファミリーにありがちな関係性から生じる悩み以上のものはない。義父は『盗撮』はしていない。『盗撮』があったと指摘される事象は、萌景さんが中学1年生の時なので自殺とは無関係」と言う。

 萌景さんの気持ちを理解できる大人は誰もいなかった。

※女性セブン2018年11月8日号

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