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2018.11.04 15:59  週刊ポスト

「アホ・バカ分布図」著者第2弾、放送禁止用語に切り込む

「マンジュー」とともに、江戸時代の春画には「ボボ」という言葉が多くなる。

「『マンジュー』に加え新しく広まったと考えられます。『ボボ』は現在、九州地方や東北地方の南部に伝わっています。九州の男性に、岐阜のお土産『さるぼぼ』を渡すとエッと赤面されたという女性もいました。

 江戸後期には『ボボ』と話した少年に対して、少女が『オマンコ』と言い直させる記述もある。親愛を表わすために『マンジュー』の語頭にオ、語尾をコに変え、現代に定着するほど広まったと思われます」(松本氏)

「オマンコ」は東は福島県や新潟県以南、西は九州北部に多く分布する。一方、東は富山県、西は愛媛県などに分布するのが「チャンベ」「チャンペ」だ。

「この『チャン』はお茶のことだと私は考えます。茶壺と女性器の形が似ているとして、茶は女性器と結びつけられていた」(松本氏)

 京都近辺では「オソソ」が分布している。

「『オソソ』は、洋風の下着(パンツ)がまだ普及していなかった大正時代まで普通に使われていたようで、着物の裾からうっかり女性器が見えてしまった時には『オソソのご開帳』とたしなめられたという記述が残っている辞書もあります」(松本氏)

◆京都を中心とした“波紋”

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