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2018.11.14 16:00  週刊ポスト

SB甲斐を育てた達川光男氏「甲斐の手本は西武・炭谷です」

 巨人がFAで西武の炭谷を獲ろうとしているようですが、私は賛成です。育成も必要ですが、FAで獲得した選手も必要なんです。

 巨人のウイークポイントは捕手。守りの要にしっかりしてもらいたい。小林(誠司、29)は2017年WBCの正捕手で、その時に炭谷が控え選手として補充されている。WBCでは小林の評価の方が上なんだから、炭谷と真っ向勝負すればいいと思います。巨人は常に勝たなければいけないチーム。FAでいい選手を獲ることも必要です。年齢的に考えても小林が将来的には正捕手になるのだから、いい選手と競わせることは賛成。

 阿部が捕手に復帰するというが、それも小林の刺激になるならいいと思いますよ。4年間のブランクがあって正捕手というわけにはいかないが、大城(卓三、25)や宇佐見(真吾、25)では(小林の)ライバルにはならない。阿部は広島の石原(慶幸、39)やソフトバンクの高谷(裕亮、36)のように“抑え捕手”で活躍すればいい。

 実は甲斐の師匠、手本は炭谷なんです。甲斐は捕球や送球もすべて炭谷の真似をしてきた。キャッチャーミットも炭谷モデルを譲り受けて使っているし、セカンド送球で捕球寸前に半歩左足を踏み出すフォームになったのも炭谷を研究したからです。だから甲斐は炭谷の前では直立不動です。

 小林も炭谷を手本にすればいいし、炭谷を抜いた時点で本当の正捕手になれる。今年のソフトバンクは甲斐のお陰で投手陣が締まったように、小林が成長すれば巨人の投手陣も良くなるはずです。

※週刊ポスト2018年11月23日号

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