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2018.12.15 15:59  週刊ポスト

『投稿写真』『スーパー写真塾』 投稿雑誌はなぜA5版?

本橋:『写真時代』は?

東良:写真雑誌の体裁をしたエロ本かな。ビニ本が源流にあるのは確かだし。それ以上に『写真時代』の編集長だった末井昭さんは、この雑誌で写真の概念やあり方を一気に変えました。それまでのエロ本の写真はプロがカッチリと撮ったものだけだった。

 だけど1981年の創刊号で河合奈保子のパンチラを見開きでドーンと載せたんです。その反響も大きかった。そんなほぼ盗撮の、素人みたいな写真でもエロいページとして成り立ったことで、「誰が写真を撮ってもいいんだ」と思わせられたんです。

本橋:パンチラ撮影の技術を解説した書籍『アクション・カメラ術』も、1981年のベストセラー5位に入るほどの大ヒットで、“カメラ小僧”が急増したね。

東良:それがサン出版などの投稿雑誌の流行につながりました。

本橋:チアガールのパンチラ盗撮も多かったけど、結構アイドルの情報や投稿もあったよね。お笑い芸人のコーナーがあったり、撮影技術のページがあったり企画も凝っていた。小さい判型で。なんでアレ系ってA5判なんだろう?

東良:サン出版が1984年に『投稿写真』を創刊する時に『BOMB!』などのA5判のアイドル雑誌を参考にしたんです。アイドルファンと親和性が高かったからか投稿雑誌もウケて、A5判の『写真時代Jr.』『スーパー写真塾』『熱烈投稿』などどんどん創刊された。

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