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2018.12.17 15:59 週刊ポスト
エロ本黄金期、勝谷誠彦氏ら多くの異才を生んだ

東良氏(左)本橋氏(中)沢木氏(右)
1980年代、エロを求める男たちが群がったのがエロ本だ。エロ本が一番盛り上がっていた時代を体験したAVライターの沢木毅彦氏、ノンフィクション作家の本橋信宏氏、元『ボディプレス』編集長でライターの東良美季氏が、当時の雑誌を手にしながら、エロ本が熱かった時代を振り返る。
沢木:1981年にはAVが登場し、エロ本とAVに共存関係ができますね。
東良:その中でAV情報誌というジャンルが登場します。『ビデオプレス』『ビデパル』『ビデオメイトDX』など、最盛期は10誌を超えて雑誌がひしめきあう大ジャンルでした。
本橋:でも『ビデオ・ザ・ワールド』の初期は意外なことに半分ぐらいしかAVネタがなかったんだよね。
沢木:誌名は、編集長の中沢慎一さんが「世界中のビデオを紹介する」という理由だとか。
東良:それは後付けだよ。『なるほど!ザ・ワールド』をパクったんだよきっと(笑い)。1982年、1983年ごろは、AVタイトルがまだ少なくて、洋ピン映画やグラビア、風俗記事などでお茶を濁していました。だから自由だった。大枠の中でならどんなアプローチでも許された。特にAVへの批評性が強かった『オレンジ通信』に独自色が出ているのは、エロ本では有名だった奥出哲雄がライターとして関わったからです。
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