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2018.12.19 15:59  週刊ポスト

『デラべっぴん』の英知出版 全盛期の部数は月100万部超

本橋:宇宙企画に出演する女優は“宇宙少女”といわれて、別格の存在だった。麻生澪、かわいさとみも売れた。

沢木:小森愛は2011年にAVに復帰して20年ぶりに再会しましたけど、変わらなかったなぁ。

本橋:その宇宙企画の女優をグラビアに使って大部数になったのが、宇宙企画の出版部門ともいえる英知出版の『ベッピン』。姉妹誌は『すっぴん』や、ハードな内容の『デラべっぴん』、AV情報誌の『ビデオボーイ』でした。

東良:宇宙少女はAVデビュー前に雑誌でグラビアデビューし、人気が出たところで出演するAVが発売され、ラジオやテレビにも出演をしていました。早川愛美はレコードも出していましたし、メディアミックスを駆使していましたね。

沢木:他のメーカーでは、小林ひとみ、東清美、クリスタル映像に美穂由紀など有名な女優はいたけど、圧倒的なメジャー感が宇宙企画にはありました。

本橋:英知出版の4誌だけで毎月100万部以上出ていたしね。ほかのエロ本も大健闘して、白夜書房と少年出版社合わせて100万部、サン出版も全部合わせて100万部近くの部数が発行され、エロ本が花盛りでした。今思えば凄い時代ですよね。

東良:メディアミックスだけでなく英知出版が凄かったのはクオリティの高さ。グラビアの質がピカイチだった『ベッピン』の表紙は、通常なら使用するインクは5色のところを、7色も使っていた。グラビアの質は紙と印刷で決まります。それ以前では篠山紀信が『GORO』で撮っていた「激写」くらいでした。なにしろクオリティの高い印刷はコストがかかるから、エロ本には難しかった。

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