料金は胃がんだけなら2万300円で、大腸がんと同時検査なら3万9100円、オプションのピロリ菌検査は5500円。所要時間は全部で約8~9時間ほどだ。
システムを共同開発したがん研有明病院でもこの検査を導入している。
すでに約1万5000件の検査実績があり、病巣検出力の検証(*)の結果、90%以上の発見率を誇った「AI内視鏡画像診断支援システム」。さらに精度が増せば、胃がんの早期発見につながり、患者が胃を切除するような事態に陥ることを回避する助けになり得る。
【*/理化学研究所や国立がん研究センターなどの共同チームは、「AI内視鏡画像診断支援システム」に2296枚の胃がん内視鏡画像を読み込ませ、がん病変を見つけられるか検証を行なったところ、全胃がんの92.2%を検出した】
※週刊ポスト2019年1月1・4日号