芸能

鈴木奈々、バラエティーの流儀を語る 体張る時は出川に相談

バラエティーで心がけていることを語る鈴木奈々

 人一倍の明るさと元気、そして何ごとにも全力でぶつかる姿勢で支持されているタレント・鈴木奈々(30)。おバカキャラとしての地位を確立しているが、そこには鈴木なりに意識しているバラエティー番組の流儀があった。

――おバカキャラとして、意識していることは?

鈴木:元気いっぱい、何ごとにも全力で仕事をしています。私だって落ち込むし、つらいときも悲しいときも、泣きたくなるときもあります。でも、これは私に必要な試練なんだ、人生に無駄なことはないし意味があると思うから、頑張れるんです。それに、困難をチャンスだと捉えられる自分になりたい。つらいときこそ、成長するチャンスだと思います。

――そう思うきっかけはあった?

鈴木:カメラが回っているときは笑顔だけど、終わったあとに、今日は超失敗したなって、涙を流すこともありました。特にテレビの仕事を始めた23才の頃は、そんな日ばかり。帰り道で泣きながら母親に電話をしたら「悩むことは素敵なことだよ」「今、あなたは成長しているの」と励ましてくれました。そこから人生が楽しくなりました。

――鈴木さんはワイプで抜かれることも多いですよね。

鈴木:いつ映ってもいいように、常に豊かな表情を意識しています。すると終わってからスタッフさんに、「鈴木さんのワイプ、すごく助かってます」って言われるので、ますます頑張っちゃう(笑い)。

――顔の筋肉、疲れませんか?

鈴木:そうなんですよ~。だから私、表情筋を鍛えていますよ。長さ50センチくらいのしなる棒の中央辺りを口で咥えて、ブルンブルン振ることで、顏の筋肉を鍛えられる道具があるんです。笑顔が大事なお仕事なので、口角が上がるように、1日2回、朝晩30秒を毎日続けています。半年前から始めたのですが、ますます表情が豊かになりました。

――バラエティーでは、体を張っていますね。

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