芸能

小泉今日子、大河ドラマで女優復帰の理由は「特にない」

16年ぶり大河ドラマに出演する小泉今日子

「宮藤官九郎さん(48才)のオリジナル脚本で人気の朝ドラ『あまちゃん』のスタッフも集結するとあって、ありえないほど大御所俳優たちの出演がすんなりと決まっていったようです」(NHK関係者)

 近年ないほどの豪華キャストが集うNHK大河ドラマが1月6日にスタートした。『いだてん~東京オリムピック噺~』だ。

 主演の中村勘九郎、阿部サダヲに加え、綾瀬はるか、竹野内豊、中村獅童、大竹しのぶ、役所広司、ピエール瀧、松尾スズキ、森山未來…星野源、ビートたけし、そして小泉今日子(52才)も出演すると発表された。

 たけし演じる落語家・古今亭志ん生の長女にして敏腕マネジャーの美津子役を演じるのが小泉だ。大河ドラマ出演は『峠の群像』(1982年)、『武蔵 MUSASHI』(2003年)に続く3作目で16年ぶり。

「第1話から小泉さんもたけしさんも、錚々たる面々が出演するとあって『絶対見る』という業界視聴率はすでにダントツの1位ですね」(テレビ誌記者)

 とはいえ、小泉は昨年6月に舞台製作などプロデュース業に専念するとして女優休業宣言をしたばかり。しばらくは新規の仕事は受けないと発表していたはずだが…。

「突然の“電撃復帰”に何かあったのではないかと、小泉さんの出演発表に報道陣は騒然としたようです。でも、特に何もないんですよ。小泉さんは休業宣言の際、当時上演中だった舞台『お蘭、登場』、昨年9月公開の主演映画『食べる女』、そして『2019年放送予定のテレビドラマ』の3本には出演すると説明していたのですが、そのテレビドラマが、『いだてん』のことだったというわけです」(前出・テレビ誌記者)

 小泉は2年ほど前から落語の勉強を始め、昨年5月には古今亭志ん生も口演した落語をプロデューサーとして舞台化している。

「下町の文化に造詣があって役柄も彼女に近くぴったりだと、脚本の宮藤さんが熱烈にオファーしたそうです。宮藤さんたっての頼みはさすがに断れないと快諾したようです。すでにほとんどの場面は撮り終えているようですよ」(芸能関係者)

 年末の夕方、東京・渋谷にほど近い大通りをひとりで歩く小泉の姿があった。すっぴんで上下黒に青いマフラーというシンプルなファッション。肩には大きな黒のバッグを提げ、クリーニング店へ入っていく。目立つ格好ではないのに、人目を引いていた。

 九星気学によると小泉の星は七赤金星。2019年の運勢は、家族も仕事も慎重にすすめる必要がある星回りだという。「充電期間」の小泉を見られる貴重な『いだてん』が楽しみだ。

 クリーニング店を出て制作会社の事務所へ向かった小泉。女優だけでなく、裏方の顔ものぞかせた。

※女性セブン2019年1月17・24日号

関連記事

トピックス

伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
総理といえど有力な対立候補が立てば大きく票を減らしそうな状況(時事通信フォト)
【闇パーティー疑惑に説明ゼロ】岸田文雄・首相、選挙地盤は強固でも“有力対立候補が立てば大きく票を減らしそう”な状況
週刊ポスト
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン