特集
2019.01.15 15:59 週刊ポスト
女性に多い「圧」の悩み 11人の測定結果に10倍以上の差

女性の悩みを数値で測定する丹羽咲江医師
「健康で清々しい人生を送るために、引き締まった膣は重要不可欠なのです」
こう語る産婦人科・丹羽咲江医師の元には、毎週2~3人の女性が膣圧の悩みで訪れる。
「20代から40代の女性が中心で、最も多い悩みは入浴時に膣からお湯がダラダラ出てくるという相談です。ほとんどが出産経験のある方ですが、子供を産むと膣は緩くなりがちだから自然なのです。ただ、放置しておくと、膀胱、子宮、直腸など骨盤内の臓器が下がりやすくなり、高齢者になった時に尿漏れや骨盤臓器脱に繋がるので注意が必要です」
膣圧は健康と密接な関係があるため、軽々に考えては禍根を残す。丹羽医師は、問診をしながら希望者には器具を使って膣圧を測定するという。
「ここ数年はセックスに関する悩みが増えています。その多くはパートナーに『緩い』と言われて悩む女性です。また、オーガズムを得られないのは緩いからではないかと誤解して来る方もいます。ネットで性の情報が簡単に入手でき、他人と比較できるようになったことが影響しているのでしょう。膣を締めるという感覚がわからない場合には、自分の指を入れて膣を締めるトレーニングを勧めています」
ほかにも骨盤底筋を鍛えるケーゲル体操などの「膣トレ」も、膣圧の向上に役立つという。
「性的にアクティブな人は、膣圧が高い傾向があります。日頃のトレーニングも大事ですが、セックスする時に『自分も気持ちよくなろう』と意識するだけで膣は締まるもの。充実した性生活は、膣圧を上昇させる効果があります」
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