2月10日放送の6話からは“第2章”が幕を開ける。今後の見どころは。
「実は現場の様子をみて、脚本がどんどん前倒しになっていて。8話でやる予定のことを4話でやっているくらいで、ぼくらでも予測がつかないんです(笑い)。それもまた“ドキュメント”だと思います」
そう言って一瞬沈黙し、再び言葉を続けた。
「でも人生ってそうじゃないですか? 今って何に対しても免疫がついているんですよね。小学生でも“この芸能人は演技上手だね~”って語る時代ですよ(苦笑)。“知ってる風”がかっこいいっていうか。たしかに情報がたくさんあるし、ある種、免疫がついているとは思う。でもそれ、ほんとのほんとに知っているんですかって話。このドラマを観て、いろんなことを考え直すキッカケになってほしい。Let’s thinkです(笑い)。ぼくらは表現者として、本気でぶつかるしかない。だから、挑戦。めちゃくちゃ挑戦しています!」
俳優・菅田将暉と教師・柊一颯の挑戦はこれからが本番だ。
◆『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系・日曜夜22:30~23:25)
景山澪奈(上白石萌歌)を死に追いやったフェイク動画の作成を依頼したのは、実は魁皇高校の教師であるという疑惑が生まれる。死の恐怖から解放されたと思っていたA組の生徒たちだったが、柊は夜8時までに犯人が名乗り出なければ教室を爆破すると宣言。事件初日と同じ光景ながら、茅野さくら(永野芽郁)だけがあることに気づく──。衝撃の第2章は2月10日に開幕。
※女性セブン2019年2月21日号