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コラム

2019.02.11 17:00  マネーポストWEB

アクアライン、フジテレビ本社… 平成中期に誕生した東京名所14選

「ゆめもぐら」という愛称候補もあった都営大江戸線


 平成の30年間に東京近郊に出現したスポットや新たにお目見えしたものを、ライターの金子則男氏がピックアップ。今回は1996~2003年(平成8~15年)です。バブル期に計画されたものが多く、完成した瞬間から不要論が噴出したものもあります。

【タカシマヤタイムズスクエア:1996年】
 それまでは場外馬券売り場ぐらいしかなかった新宿駅南口に、高島屋が大々的にデパートをオープンしたのが1996年のこと。こちらの開業により、新宿駅の人の流れも大きく変わり、伊勢丹、三越、京王、小田急、高島屋による「新宿デパート戦争」が勃発しました。南口には2016年にバスターミナル「バスタ新宿」もオープン。日本最大の乗降客数を誇る新宿は日々進化しています。

【キャロットタワー:1996年】
 1990年代なかば、それまで超高層ビルがなかった三軒茶屋に出現したのがこちら。外壁がにんじん色だったことから、このような名前になりました。最上階の展望ロビーは無料なので、天気の良い日に三軒茶屋に行かれた方は、ぜひそちらへ。

【東京ビッグサイト:1996年】
 モーターショーやコミケ、展示会など、さまざまな催しの会場として使用される東京国際展示場、通称「ビッグサイト」は、ゆりかもめ開業の翌年にオープンしました。特徴的な建物が有名なこの施設は、2020年の東京五輪でも大活躍する予定。増床計画もあります。

【東京オペラシティ:1996年】
 もともとはバスの営業所やデパートの配送センター、廃墟と化していた工業試験所などがあった場所にできたこの高層ビル。立派なホールが完成したことで、音楽ファンから喜びの声が上がりました。

【東京湾アクアライン:1997年】
 それまでフェリーで結んでいた川崎~木更津間を道路で結んでしまおうという壮大な計画。開通当初は片道4000円と、乗るのにかなり勇気が要る価格でしたが、紆余曲折を経て現在はETC利用で800円にまで通行料が下がりました。

【フジテレビ本社ビル:1997年】
 それまで新宿区河田町(最寄り駅は都営新宿線の曙橋)にあったフジテレビが、当時はあまり何もなかったお台場に移転。レインボーブリッジから見える特徴的なビルは、東京の新たな名所となりました。その後、周辺にはホテルやオフィスビル、商業施設も完成。GWや夏休みには局主催のイベントが行われ、今では街全体が観光スポットです。

【横浜国際総合競技場:1998年】
 東海道新幹線の停車駅・新横浜駅近くに完成したスタジアム。日産自動車がネーミングライツを取得し、2005年からは「日産スタジアム」の呼称が使われています。2002年には日韓ワールドカップの決勝の舞台にも選ばれました。収容人数は国内最大で、ライブを開催したのは超一流のアーティストばかり。今や「日産ライブ」は東京ドーム以上のステータスになりつつあります。

【西武ドーム:1999年】
 それまでは“屋根なし球場”でしたが、2年にわたってシーズンオフに改修工事を行ない、球場に屋根をつけることで、全天候型スタジアムへと生まれ変わりました。ネーミングライツは「インボイスSEIBUドーム」→「グッドウィルドーム」→「西武プリンスドーム」と、コロコロと変わっており、現在は「メットライフドーム」となっています。

【大江戸線:2000年】
 都内を数字の「6」の形で結ぶ地下鉄大江戸線。少しずつ路線が伸び、ある時期まで「都営12号線」という無機質な名前で呼ばれていました。全線が開通したのは2000年で、路線名は当初「東京環状線」に決まりかけましたが、当時の石原慎太郎都知事が難色を示し、ほぼ独断で大江戸線という名称に。大江戸線の開通により、23区内の鉄道空白地帯がいよいよ少なくなりましたが、後発の地下鉄ゆえ、とにかく地下深くを走っており、乗り換えが不便だという声は少なくありません。

【さいたま新都心、さいたまスーパーアリーナ:2000年】
 商業施設や高層ビル、エンターテイメント施設などがオープニングイベントを開くのは珍しくありませんが、「街開き」をした例はあまり聞いたことがありません。大宮駅の南に広がる操車場跡地に開発されたさいたま新都心は、2000年5月5日に街開きを行ない、今では埼玉県内での屈指の商業・ビジネスエリアになりました。車窓から見える「さいたまスーパーアリーナ」は、東京近郊を代表するイベント会場。ライブやスポーツイベントなどで多くの人を集めるこのイベント会場も同年3月にオープンしています。

【埼玉スタジアム2002:2001年】
「2002」という名前ですが、開業は2001年。2002年のW杯のために作られたサッカースタジアムです。同年には、こちらを終点(浦和美園駅)とする埼玉高速鉄道も開通。また1つ、都心と埼玉を結ぶ路線ができました。

【東京ディズニーシー:2001年】
 ご存じ、東京ディズニーランドが拡張し、新たに「ディズニーシー」が開業したのが2001年のこと。“第2のパーク”がオープンすることで、混雑緩和を期待する声もありましたが、相乗効果でますます賑わう結果となりました。2018年にはディズニーシーの拡張計画が発表されており、2022年のオープンが予定されています。

【六本木ヒルズ:2003年】
 平成という時代を象徴する建物といえば、やはりこれになるのではないでしょうか。「六本木ヒルズ」という単語が「成功」を表す1つの記号として使われ、「ヒルズ族」という単語も生まれました。構造が複雑で、非常に迷いやすいのもこのヒルズの特徴。ヒルズの中核をなす森タワーは、屋上の「スカイデッキ」に上がることもできます。

【東海道新幹線品川駅:2003年】
 一見、「東京駅からこんな近くに必要なのか?」という声も出そうな場所にできた新幹線の新たな停車駅。品川からは羽田空港にアクセスしやすく、渋谷・新宿方面へも時短が望め……と、色々な理由から開業しました。2027年開業予定のリニア新幹線の始発駅は品川になるだけに、今後ますます品川の重要性は高まりそうです。

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