台湾中央通信によると、明沢さんは米ハーバード大学を卒業して中国に呼び戻された後、ハーバードで学んだ知識を活用して父親のイメージ担当スタッフに就いており、中国のメッセンジャーアプリ「微信〈ウィーチャット〉」アカウントの「学習小組」を通じて情報を発信しているという。
天安門事件後、米国に亡命した民主化運動指導者で、ハーバード大学に留学した何頻氏によると、明沢さんは2014年に同大で心理学の学位を取得した後、中国の大学で博士課程を修了したという。同氏は明沢さんがハーバード大学留学中、姓を「瞿(日本語読みで「ク」)」と名乗っていたとも明かしている。ちなみに「瞿」は明沢さんの母親で習近平氏の妻、彭麗媛さんの母方の祖父の姓だったという。