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2019.02.20 20:00  たまGoo!

子育て経験を生かして働こう。無資格でもOK「保育補助」の仕事内容

子育て経験を生かして働こう。無資格でもOK「保育補助」の仕事内容


厚生労働省の発表によると、2017年10月時点で認可保育施設に入所できない待機児童の数が全国で5万5433人という調査結果が出ています。そのような背景から保育補助の仕事は日本で求められているにもかかわらず、その仕事内容を知らない人も少なくありません。今回は、無資格で保育施設で働くことのできる「保育補助」の仕事内容について、ご紹介します。

保育補助とはどんなことをしているの?

保育補助の仕事は、基本的には保育施設に通う子どもたちを間接的にサポートするものです。そのため、資格がなくてもできる仕事ではありますが、まったく子どもたちと顔を合わせないというわけではないため、やはり子どもが好きな方に適性があると言えそうです。

ベースになるのは子どものお世話をすること

保育補助としてもっともイメージしやすい業務は、保育施設に通う子どものお世話をすることでしょう。主な仕事としては、以下のような業務が主になります。

おむつを替える

食事や授乳の補助

子どもが外で遊んだりお絵かきをしたりする際の見守り

お散歩の引率をする

絵本の読み聞かせ

お昼寝の見守り など

子どもと接する仕事としては、上記のようなものが求められます。

雑務にあたる業務にも携わることが多い

保育補助の仕事内容としては、確かに子どもと触れ合う機会は多いのですが、必ずしもそのような仕事ばかりを任されるとは限りません。いわゆる雑務的な仕事を任されることもあります。具体的には、以下のようなものになります。

教室内の清掃

施設内の草取りや清掃活動

ゴミ拾い

トイレ掃除

子ども用のタオル、マット、スタッフのエプロン洗濯 など

施設にもよりますが、中には雑務は全て保育補助の仕事として考えている施設もあるようです。

保育士の指示を受けて動くこともある

保育補助の仕事は、子どもと関わることや雑務ばかりとは限りません。別に、保育士からの指示を受けて動くこともあります。保育士の仕事はとても幅広く、保護者に対するものから施設行事に関するもの、自治体関連の資料作成などがあります。保育士だけで全てをまかなおうとすると、時間が足りなくなってしまうことがほとんどです。そのため、保育補助者がサポートに回ることも珍しくありません。連絡ノート・保育園便りの作成を手伝うこともあれば、資料まとめのヘルプ、イベントごとの飾りつけなども行います。

保育補助は一日でどれくらい働くの?

保育補助の仕事は、大きく分けて【子どものお世話・雑務・保育士から指示を受けた仕事】という内容で構成されていることをお伝えしてきました。それでは実際のところ、保育補助はどのくらいの時間働くことになるのでしょうか?パートタイム・フルタイムなどの出勤時間と併せて、ご紹介します。

保育補助のスケジュールはどんな感じ?

施設にもよりますが、保育補助は保育施設の一日の中で、行うことがあらかじめ決まっています。朝に保護者から施設に子どもを受け取った後、健康状態に問題ないかどうかを確認します。その後人数がそろったら、出席確認・歌唱などを行った後、時期ごとに外や部屋など適切な場所で遊ばせます。昼食を終えてからはお昼寝の時間になり、おやつを食べてからは自由に遊ばせます。そして、保護者が迎えに来たら子どもを見送る形になることが多いとされています。

どの時間帯がもっとも忙しいのか

保育施設のスケジュールを考えた際に、どの時間帯に人手が必要になるのでしょうか?基本的には子どもの相手をしている時間が忙しくなるので、お昼寝を挟む形で人手が必要になる時間帯が分かれると考えて良いでしょう。保育園で言うと、忙しいのは子どもを迎え入れる登園時間や子どもを見送る降園時間、昼ご飯やおやつの時間などがあります。その時間帯に応援がいれば保育士の手が空きますから、保育補助の場合は早番・遅番に分かれることが多いようです。

パートタイム・フルタイムの勤務時間は?

保育補助として募集している勤務形態で多いのは、シフト制のパートタイム勤務です。求人情報では、平均的に4~6時間を目安にシフトを組む形となっています。しかし、7時間以上の勤務(フルタイム)が求められる職場があったり、曜日ごとのシフトになっていたりするところもありますから、その点には注意が必要になります。将来的に保育士を目指す方であれば、正社員として働ける環境を用意しているところもあるようです。自分が今後どうなりたいかによって、勤務するスタイルを考えた方が良いでしょう。

保育補助に向いている人ってどんな人?

パート・正社員ともにチャンスがある保育補助の仕事は、将来的に保育士を見据えられる入り口でもあります。しかし、保育補助にもやはり向き・不向きというものがあり、性格や適性によって続けられるかどうかが分かれて来るようです。

まずは健康で子ども好きなこと

保育補助は、資格を必要としない仕事になりますが、育児経験があれば誰でもできるというわけではありません。自分の子どもだけを相手にしていたときとは違い、たくさんの子どもと接するので、仮に風邪をひいてしまった子どもと一緒にいても、影響がないだけの健康・体力が求められます。また、一度子育てを経験している方であれば、子どもの成長における肝心な点を見ていますから、比較的取り組みやすい仕事と言えるかもしれません。

大人の目線で子どものことを考えられる

子どもがかわいいと、どうしても甘やかしてしまうという大人は少なくありません。しかし、保育のプロとして保育補助の仕事内容を考える場合、それは決して子どものためになりません。子どもを好きに遊ばせてしまってケガをさせてしまったら、大問題に発展しかねません。大人の目線で厳しさを忘れずに、子どもの成長を優しく見守ることができる人材こそが、保育の現場では求められています。そのため、子どもの面倒を見つつも、周囲の状況や子どもたちの人間関係にまで考えを巡らせることができる冷静さ・気配りが必要です。

コミュニケーション能力も大事な要素

保育補助の仕事は、子どもだけとコミュニケーションをとるわけではありません。保育士はもちろん、時には近所の住民と話をする可能性もあります。また、連絡帳などの手伝いをする場合は、間接的に保護者とのコミュニケーションを必要とする場面にも遭遇します。このように、さまざまな場面で異なるコミュニケーションを「子どもたちのことを第一に考える」という条件のもと、行わなければなりません。また、言葉だけではなく文章上のやり取りも多いため、誤解を与えない文章能力が必要です。

おわりに

保育補助の仕事は、資格を必要とせずに取り組めます。そのため、子ども好きであることや、子育ての経験があることだけでも大きなアドバンテージになります。ただ、子どもを相手にするということは、小さな「社会」を相手にすることでもあります。実際に働く際には、子どもを取り巻く環境にも気を配ることを忘れなければ、きっとどの施設でも求められる人材になれるはずですよ。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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