《4万ドル(約440万円)母親はボーイフレンドに4万ドルの借金がある》

 母親とは、元婚約者と金銭トラブルを起こした佳代さんのことだろう。さらに続く。

《30万ドル(約3300万円) 大学の3年間の学費》
《80万ドル(約8800万円) 母親は日本でアンティークブティックを開きたい》
《200万ドル(約2億2000万円) プリンセスにヴァレンティノのドレス》

◆コムロコインが首を絞める

 コムロコインは非常に怪しいが、話題にはなった。出資を募るSNSには、「小室さんはアナ雪のハンス王子だ」という“悪口”も書き込まれた。映画『アナと雪の女王』(2013年)に登場するハンス王子は、王国のアナ女王の孤独につけ込んで近づき、王国の乗っ取りを画策する悪党だ。

 ネット上の取るに足りないイタズラ出資話が、「小室さんの首を絞めている」と言うのは、ある皇室ジャーナリストだ。

「日本では小室さんを取り巻く問題はよく知られています。しかし、留学先では小室さんは『日本の天皇の孫のフィアンセ』という認識しかない。

 ところが、英語で書かれたコムロコインのサイトが話題になれば、現地でも多くの人が小室さんの“正体”を知ることになる。それは小室さんが留学先で受けるVIP待遇に本当にふさわしいのか、疑念を招くことにつながります」

 小室さんは日本で弁護士資格を持たず、法学部も卒業していないので、本来ならば3年間の「JDコース(基礎コース)」で学ばなければいけない。しかし実際は、10か月でNY州司法試験の受験資格を得られる「LLMコース(上級コース)」の受講を認められている。

 さらには、全米有数の高額さで知られる授業料も免除。それらの特別待遇は、小室さんが「日本の皇族のフィアンセ」だと、大学当局が認識しているからに他ならない。出資話の発起人が、「フォーダム大学の同級生」を自称していることもポイントだ。

「小室さんは留学生約200人の中で、優秀な学生1人だけが選ばれる奨学金によって、3年間で約2000万円とされる学費が免除された。“なぜ小室さんなのか?”と同級生が疑問を抱いてもおかしくない。そんな同級生たちの“反旗”の証拠かもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)

 昨年末、イギリスの高級紙『タイムズ』が、「美智子さまが小室さんの皇室利用を懸念されている」という記事を掲載した。

「そうした英語による情報が徐々に伝わり、小室さんのVIP扱いに疑問を持つ大学関係者も増えたそうです。皮肉を込めたコムロコインがさらに話題になり、学内の反発が強まれば、VIP待遇は正当か、大学当局も見直しに入らざるを得なくなるでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

 前述のように、今年7月のNY州司法試験に合格すれば、意気揚々と結婚話を進めるだろう。しかし万が一、試験に落ちれば、大学は翌年以降も学費免除を継続するだろうか。

 結論の時は近い。

※女性セブン2019年3月14日号

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン