ビジネス

堀江貴文氏が考えるバイトテロ問題の根本的対策とは

バイトテロ問題について堀江貴文氏はどう考えるか

 飲食店や小売店などのアルバイト店員が、撮影した不謹慎な写真や動画をネット上に投稿する「バイトテロ」が、連日メディアを賑わしている。被害を受けた店舗や運営会社が、ブランドイメージの低下や株価下落など、深刻なダメージを受けることもあるが、堀江貴文氏はそこに大胆な対策を打ち出す。

 バイトテロ問題について、堀江氏は「モラルが低いバイトは昔からいて、いなくならない。それがネット社会で可視化されるようになっただけの話。企業側はそんなモラルの低い人を雇わざるを得ない状況なんだから、もはや人を雇うのではなく、自動化やロボット化するしか抜本的な対策はない」などと持論を展開する。

 さらに、深刻な人手不足解消の手立てとして、「外国人労働者の受け入れ拡大」に期待する声も出ているが、堀江氏は最新刊『僕たちはもう働かなくていい』の中で、この問題についても、AI化、ロボット化しか根本的な解決策はないと、次のように疑問を呈している。

「現在、日本は人手不足問題が深刻だと騒いでいるが、本当にそうだろうか?  本来、人がやらなくてもいい仕事、人に任せなくていい仕事を人がやっているだけだという面も少なからずあるはずだ。外国人の労働者をアテにするより、各業界でロボット化を急いだ方が、よっぽど問題の根本的な解決につながるはずだ。国が新たに外国人労働者にやらせようとしている仕事のほとんどは、無人化だったり、ロボット化だったりできる」

 同書で堀江氏は、人手不足の深刻な配送業界ではアマゾンやヤマト運輸がロボット化を独自研究している事例や、自身が新たに「自動配送ロボット」ビジネスに乗り出した経緯をなど詳細に説明し、そのメリットについてもこう語っている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
2週連続優勝を果たした 竹田麗央(時事通信フォト)
女子ゴルフ 初Vから連続優勝の竹田麗央(21) ダイヤモンド世代でも突出した“飛ぶのに曲がらない力”
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン