「たしかに女性皇族にとってご結婚は法的にはプライベートなことです。ただし、結婚後も元皇族として品位を保てるように、1億円を超える一時金が国庫から支出されることは無視できません。秋篠宮殿下が“結婚には国民の祝福が必要”とおっしゃったのは、そうしたことも配慮されたからでしょう」
そこまで《一個人としての希望》を選択されたいのであれば、一時金を辞退して結婚された方がいいのではないか――そう考える皇室関係者は少なくない。
紀子さまは昨年11月、佳子さまの結婚について「話し合いの中で考えを伝えていきたい」と発言され、結婚に介入される姿勢を見せられた。
「今回の佳子さまの文書は、その紀子さまの発言も念頭にあるのでしょう。“趣味や恋愛、結婚など私的なことについてはご両親の言うことは聞かない”と宣言されたに等しい」(前出・宮内庁関係者)
秋篠宮ご夫妻の「公私を分ける教育」が、佳子さまの“奔放宣言”につながっているのであれば、弟である悠仁さまへの心配の声が上がるのも当然だろう。
「いずれ天皇になられる悠仁さまがどのように育っていらっしゃるのかは、国民の大きな関心事です。眞子さまの結婚に臨む姿勢や、佳子さまの今回の“主張”を見る限り、にわかに『愛子さま天皇待望論』が現実味を帯びてもおかしくありません」(前出・皇室ジャーナリスト)
改元発表の4月1日はもう目の前に迫っている。
※女性セブン2019年4月11日号